「骨盤」は上半身と下半身の間、身体の中心に位置するパーツです。骨盤のバランスが崩れると、骨盤周辺に不調が出るはもちろんのこと、上半身と下半身にまで影響をおよぼします。
骨盤のバランスを整えるストレッチというと、フロアで行うイメージがあると思います。今回は、日本ウォーキングセラピスト協会代表理事の筆者が、空き時間に立ったままできる「骨盤の左右のバランスを整えるストレッチ」をご紹介します。
骨盤の高さを調整し、ねじれのクセや左右のバランスを正します。
（1）胸の前で手を組み、片方の足を1歩前に出します。この時、つま先とひざは同一方向を向くように、まっすぐ立ちます。
（2）ヒップに力を入れながらゆっくりと身体をねじり、10秒キープします。これを、3回行います。反対側も同様に行いましょう。
（3）正面に戻り、前に出す足を入れ替えて同様に行いましょう。
骨盤は背骨とつながっています。骨盤のバランスが崩れると、肩こりや腰痛の原因になることがあります。また、ハイヒールなど、重心のバランスが悪い姿勢や歩き方で1日を過ごすと、骨盤のバランスが崩れることにつながります。
ご紹介したものは、手軽にできるストレッチですので、空き時間でトライしてみてください。回数を多く行う必要はありません。
（日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子
10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組ＭＣ等活動は多岐に及ぶ。）
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