レンコンの穴が黒い!食べても大丈夫?今さら聞けない「レンコンの洗い方」を調べてみた

  • 2025年4月27日
  • 暮らしニスタ

スーパーで買ってきた「レンコン」をいざ使おうとしたら、穴の中が黒ずんでる!?このままで大丈夫?と不安になることありませんか?そこで、レンコンの穴の黒ずみについて調査してみました!

調べたところ、レンコンの穴の汚れや黒ずみは、取り除かないといけないものと、そのまま食べても良いものがあるそうなんです。

レンコンの穴が黒い原因はおもに3つ

1.レンコンに含まれるタンニン(ポリフェノール成分)の酸化

写真のように、褐色した黒ずみはタンニンの酸化が原因のもの。大手メーカー、カゴメさんの公式サイトによると、タンニンはポリフェノール成分の一種なので、食べても大丈夫のようです。ただし、この黒ずみは鮮度が落ちているサインでもあります。

2.泥や砂がついている

写真は、酸化で黒ずみ、さらに泥汚れ付き…というもの。レンコンの収穫中に、泥が穴に入ることが稀にあるのだとか。この泥は簡単に洗い落とせますよ。

3.腐っている、傷んでいる

黒ずみの原因が腐敗や痛みの場合は、残念ですが捨てます。これもカゴメさんの公式サイトによると、傷んだれんこんの見分け方は、穴の中だけでなく、切り口や穴の周りも黒や茶色になっている、とのこと。

レンコンの洗い方&下処理

まず、れんこんの皮をピーラーなどで剥きます。皮は本来は食べられるのですが、歯ざわりや衛生面などを考えると剝いたほうが良いみたい。

切ります。汚れが気になるときは縦に切ると、穴の中が洗いやすい。柔らかい泥なら、この状態で流水をかけるだけで落とせますが、落ちないときは水に浸します。

しばらく水の中に置いて泥がふやけたら、軽くこすります。

指でこすってもスルンと簡単に落ちましたよ♪穴が深いときなどは、綿棒や割りばしを挿し込むと便利。

はい、落ちました!

タンニンの酸化による黒ずみには「レモン汁」!

ここからさらに、タンニンの酸化による黒ずみを取る方法にも挑戦してみました。ボウルに水、レモン汁を入れ(水100mlにつき、レモン汁小さじ1が目安)、レンコンを浸すというもの。やってみると…。

30分後、引き揚げたのが下写真の右レンコンです。左は同じレンコンを切り分けて、レモン水に浸さずに置いておいたもの。

右のレンコンは、かなり白くなったように見えます! ちょっと手間ですが、レンコンの白さが大事な料理を作るときは試すといいかも、です。

カットレンコンよりも「丸ごと」がおすすめ!?

ちなみに、私はレンコンを買うとき、「穴の中まで様子が見えるほうが安心」と思い、断面が見えるものを選んでいたのですが…。実は、両端の節がカットされずに残っているもののほうが中はキレイで、鮮度も落ちにくいのだそう。ぜひ参考にしてみて下さい♪

写真・文/北浦芙三子、暮らしニスタ編集部 参考/カゴメ公式HP、小林食品公式HP ※記事を再編集して配信しています。

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