たけのこが旬の季節になりましたね。スーパーの店頭でも見かけるようになりましたが、丸々1個を食べてみたいと思いつつ、下処理が大変なのでは…となかなか手が出ないことも。そこで今回は、たけのこの下処理が簡単にできる方法をご紹介します!
たけのこは、掘ってから時間が経つとアクが増し、どんどんえぐみが出てきます。そのため、生のまま放っておかず、できるだけ早く茹でることが大切です。
1.たけのこをきれいに洗ってから、穂先を斜めに切り落として包丁で皮に縦に切り込みを入れます。
2.鍋にたけのこと、たけのこが浸かるくらいの水、米ぬか、赤とうがらしを入れ強火で煮ます。たけのこ2~3本に対して、米ぬかは1カップ程度、赤とうがらし2~3本が目安。
煮立ったら吹きこぼれない程度に火を弱め、ときどきたけのこを返しながら茹でます。湯が少なくなったら水を足しましょう。
3.竹串が一番太い部分にスッと入れば火を止め、そのまま冷めるまで放置します。
4.米ぬかを洗い流し、切込みから皮をむきます。あとは好みの大きさにカットするだけ。使わない分はジップロックなどに入れて冷凍保存もOKです。
ちなみに、アク抜きのために「米ぬか」を使うのが一般的ですが、わが家には米ぬかがない…しかもわざわざ買うのは面倒という人もご安心を。ほかのもので代用できます。
最初にご紹介した「たけのこのアク抜き」方法と手順は同じ。「米ぬか」を「お米」に置き換えるだけでOK。お米の量はひとつかみほど。洗わずにそのまま使います。ただし、無洗米はぬかが付いていないので×。
もしくは、お米の研ぎ汁を使ってもOK。「基本的なたけのこの茹で方」の手順3で入れる水を、米の研ぎ汁に置き換えます。研ぎ汁が少ないときは、たけのこがかぶる程度まで水を足してください。
手順1.お湯を沸かす
鍋に水1リットルと重曹小さじ1を入れ、火にかけて沸騰させます。
手順2.たけのこの鬼皮をむいて切る
たけのこの鬼皮をむき、根元の固い部分を切り落とし、全体を縦半分に切ります。茹で時間を短くしたいときは、3~4等分に切っても。
手順3.茹でる
2のたけのこを1の鍋に入れ、弱火で30分程茹でます。根元部分に竹串がスッと入るくらいになったら、火を止めましょう。
手順4.そのまま冷ます
鍋のお湯に入れたまま8時間以上置いて冷まし、アクをしっかり抜きます。
山菜のアク抜きでもおなじみの「重曹」は、たけのこの下茹でにも使えます。「米ぬかは手持ちのものがないし、お米は無洗米派なので…」というご家庭でもこの方法が役立ちますね♪
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覚えてしまえば意外と簡単なたけのこの「アク抜き」。ぜひチャレンジしてみてくださいね!
まとめ/暮らしニスタ編集部 ※記事を再編集して配信しています。