管理栄養士でありながら、なんと20kgも太ってしまったという前田量子さんがダイエットに成功!今回は、やせる食べ方のヒントについてご紹介します。
今までごはんをたくさん食べていたなら、茶わんを小さくしましょう。少ない量でもたくさんあるように見えて、満足度アップ!
もし、献立の量では物足りないようなら、野菜をプラスしてみてください。野菜なら、いくらでも食べていいくらいです。ただし、ドレッシングや調味料は控えめにして。
また、食べすぎ注意の野菜をプラスするのはNGです。
テレビやスマホを見ながらなど、何かをしながら食べるのはやめましょう。食事に集中しないと満足感を得られず、もっと食べたくなります。
せっかく盛りつけマジックで見た目ボリュームをアップさせているのだから、食事に集中し、よくかんで食べましょう。
食べすぎを防ぐためには、計量するのがいちばん。特にカロリーが気になるものは、きちんと量って分量を守りましょう。
逆に葉もの野菜などは、量ってみると、案外たくさん食べられることがわかります。面倒そうですが、やってみると意外と簡単。
濃い味つけのものは、ごはんが進みます。薄味にして、素材のおいしさを味わいましょう。
また塩分のとりすぎはむくみのもと。塩分はダイエットの妨げになるだけでなく、健康にも影響します。塩分を控えて高血圧や生活習慣病などの予防をしましょう。
「シンプルがいちばん」と頭の中に入れておくといいですよ。バターをたっぷり使っていためたり、衣をつけたり、あれこれ手順を踏んで、さまざまな調味料を使って作った料理は、カロリーも塩分も上がってしまいます。
シンプルですぐにできるような料理がいちばんです。時短にもなります。
教えてくれたのは…前田量子さん●料理家。管理栄養士。一般社団法人日本ロジカル調理協会代表理事。ジュニア野菜ソムリエ。前田量子料理教室主宰。本格的なのに誰もが再現しやすく、調理科学に裏づけされたレシピ作りに定評があり、雑誌やテレビCM、企業へのレシピ提供なども多く手掛ける。