こんにちは、家事コツ研究員のヨネダです。この物価高であらゆる食品が高くなりましたが、とくに高いモノといえば「粉チーズ」。スーパーの価格に驚いて手が引っ込みますが、やっぱりパスタには粉チーズがほしい!というわけで、粉チーズの代用アイデアを調べてみました。ほかにもチーズの裏ワザを集めたので、ぜひチェックしてくださいね。
粉チーズがないときは、スライスチーズ(溶けないタイプ)で代用できます。
ほかに、クッキングシートも用意してくださいね。
まず、クッキングシートの上に、4等分したスライスチーズを並べましょう。
クッキングシートにのせたチーズを、500~600Wの電子レンジで2分ほど加熱します。
加熱後のチーズはこんな感じ!ぷっくり膨らんでいますね。
粗熱がとれてパリパリになったチーズをビニール袋に入れ、上から綿棒で砕けば完成。
さらさらの粉状チーズになりました。
綿棒がない場合は、スプーンの背などを使って潰すとよいですよ。
食べてみると、香ばしいチーズの風味が広がって美味しい!
パルメザンチーズの味とはちょっと違いますが、クセがない分食べやすいです。
少量ずつ作れてムダが出ないのもメリットですね。
サラダのトッピング用にチーズをカットすると、包丁がベタベタになってしまいますよね。
洗っても、なかなか汚れが落ちにくいのが悩ましい…。
そんなときは、爪楊枝を使うと簡単です!
爪楊枝2本を水道水でしっかり濡らし、軽く水気を切ります。
チーズに爪楊枝を押し当てます。キレイにまっすぐカットできました!
1本だと強度が足りないので、2本まとめて使うのがポイントです。
使ったあとの爪楊枝は廃棄すればOK。これで洗い物が一つ減りますね♪
使いかけのシュレッドチーズをゴムで縛って冷蔵庫へ。
いざ使おうとしたらゴロンとした塊に…!
買ってすぐに冷凍保存すればよいのですが、ズボラな私はよくやってしまいます(涙)。
でも大丈夫!塊化したシュレッドチーズは、電子レンジでパラパラに戻すことができますよ。
塊の部分を耐熱皿にのせ、電子レンジの弱モードで10秒ずつ加熱します。チーズが溶けないよう、様子をみながら加熱してくださいね。
あとはシュレッドチーズを手で軽くほぐすだけ。パラパラして使いやすくなりました♪
冷凍したシュレッドチーズがカチカチになった場合も、同じく電子レンジの弱モードで10~20秒ずつ加熱していくとパラパラに戻りますよ。
※パラパラに戻したシュレッドチーズはできるだけ早めに使い切ってください。
料理やお菓子に使ったクリームチーズ。中途半端に余ってしまうことがありますよね。
開封後のクリームチーズは1週間程度しかもちませんが、すぐに使うのも難しい…。
そんなときは、余ったクリームチーズを冷凍しちゃいましょう!
使いやすいように30~50gを目安に小分けにし、ラップでひとつずつ包みます。
保存袋に入れて冷凍すれば、1ヶ月ほど保存が可能です。
使うときは、半日~1日ほど冷蔵庫で溶かせばOK。
冷凍からそれほど時間が経っていないクリームチーズなら、冷蔵庫で解凍するだけでなめらかなクリームチーズに戻ります。風味も遜色ありません。
冷凍からしばらく経ったものは、溶かすとポロポロしたダマのようになってしまうことがあります。
その場合は600Wの電子レンジで20~30秒ほど加熱し、なめらかになるまで練り混ぜましょう。水分が足りない場合は、牛乳を少しだけ足してレンジ加熱してくださいね。
なめらかなクリームチーズが復活しました!
冷凍すれば、クリームチーズをムダにすることなく楽しめますね。
チーズにまつわる裏ワザを4つご紹介しました。
値上がりして貴重な存在になったチーズも、裏ワザを使えば最後までムダなく美味しくいただけます。ぜひお試しくださいませ。
撮影・文/米田モック