冷蔵庫収納の中でも、ドアポケットって使いこなすのがなかなか難しいですよね。そこで今回は、収納のプロにとっておきのワザを教えてもらいました!
わが家の冷蔵庫は片開きドアで、ドアポケットが4段ついています。調味料を上から2段目の棚に置くには高さが足りず、仕方なく一番上に置いていました。
でも、身長145㎝の私はこれがとにかく取りづらい!いつも背伸びをして取ったり、戻したりしていました。奥のほうに置いてしまうと、賞味期限が過ぎても気づきません。
そこで思いついたのが、今回ご紹介する「ナナメ置き」なんです。
用意するのは「突っ張り棒」と「ボックス」です。今回は無印良品の「メイクボックス」を使いますが、100均アイテムでOK。
わざわざ購入しなくても、エリンギが入った深めの食品トレーを再利用したり、使わなくなったタッパーなどでも代用OK。丸型より四角い方が扱いやすいと思います。
ドアポケットに突っ張り棒を固定します。
突っ張り棒の上にボックスが斜めになるように置けば完了!
あまりにも激しく傾斜をつけてしまうと、ドアを明けた瞬間に調味料が勢いよく滑り落ちてくるのでご注意を!
出し入れしやすい&滑り落ちてこない角度をよく確認しながら微調整してください。
ナナメ置きにすることで、すべての調味料が一目で見えるようになります。
わが家では厳選した調味料を1列のみでスッキリ収納していますが、2列になってもこの方法なら取りやすい&戻しやすいです。ただし、入れすぎると滑り落ちてくるので要注意。
冷蔵庫では、”見えない、届かない所には置かない!”を心掛けたいですね。
今までは一番上の棚に置いたら最後、発見されたときには消費期限が過ぎていた…なんてこともありました。
このナナメ置きを導入してから、存在忘れが減り、食品ロスの削減にも繋がっています。
フタに賞味期限が印字されていることもありますし、自分で書くこともあります。おかげでムダ買いが減っています。
冷蔵庫の庫内で液だれを放置したら大変なことになりますよね。こびりついて落ちなくなりますし、大掃除のときに苦労した思い出があります。
ナナメ置きなら液だれがあってもボックスの中なのでサッと拭くことができますし、水洗いもOK。
食品トレーを再利用すれば、新しいものに交換するだけ!
ナナメ置きは「角度を付ける」ことがポイントなので、ボックスやトレーの台座を置く方法もありです。
例えば、お菓子の空き箱。テープで固定すれば「ナナメ置き」を叶えてくれます。正面からだと台にしているものは見えません。
冷蔵庫を開ければ全部が見渡せる!「ナナメ置き」を取り入れてみてはいかがでしょうか♪
写真・文/とめ.(伊藤智子) ※暮らしニスタの人気記事を再編集して掲載しています。