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【70歳の一人暮らし】毎日のごはん。「体にいい食べ物だから」の考えは捨てていい。

  • 2024年1月25日
  • 暮らしニスタ

料理家キャリア45年、今年70歳になった大庭英子さん。今まではなかった体の変化を感じ、あらためて思ったことがあるそう。

今年70歳。年齢を意識するようになりました

料理家として仕事を始めて40年余り。雑誌や書籍を中心に、数多くの家庭料理のレシピをご紹介してきました。心がけてきたのは、おいしさはもちろん、シンプルな調味料で作りやすく、誰が作っても味が決まるレシピ作りです。

プライベートではひとり暮らしなので、自分のために料理を作っていますが基本は同じ。身近な材料、シンプルな調味料で、きょうはあれが食べたいな、と思ったら、すぐに作れる料理がほとんどです。

今年70歳になり、年齢を意識するようになりました。60歳を迎えたときも、65歳を迎えたときも、それまでと変わらず意識することはなかったのに。

最近、 体が硬くなったなとか、写真を見て姿勢が悪くなっているなとか、変化を感じるのです。これからを元気に過ごすためには、やはり食事、そして体を動かすことが大切、とあらためて思っているところです。

食事は少し気楽に考えて

これを読んでくださったかたの中には、おいしくて健康的な食事作りをがんばりたい、と前向きなかたもいらっしゃれば、毎日何を作っていいかわからない、と食事作りが少し重荷になっているかたなど、いろいろなかたがいらっしゃると思います。

健康に過ごすために食事は大切ですが、いうまでもなく食事は毎日のこと。肉も魚も野菜も食べなければ、とがんばりすぎると疲れてしまいます。少し気楽に考えて、「食べたいものを食べよう」というのがいいと思います。

たまにはお気に入りの店で外食したり、好きな食べ物をテイクアウトしたりしながら。食べたいものを食べて、健康なのがいちばん!

好きなものを食べましょう

私も以前は「体にいい食べ物だから」と苦手な納豆を努力して食べていました。でも無理は体によくないと思ってやめました。その代わり発酵食品はヨーグルトやみそ、植物性のたんぱく質は大豆や厚揚げなど、好きなものを食べています。

料理作りも「おいしい!」 「作ってよかった!」「また作ろう!」、そんなふうに思える一皿があれば、十分。あれこれ作ろうと考えず、一つに集中して作るのもいいと思います。

ひとりごはんのいいところは、自分の食べたいものを自由に作れるところですね。

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