大分県の由布院は、日本きっての温泉地。旅のメインはもちろん温泉でゆっくりすることだけれど、由布院エリアど真ん中にある金鱗湖(「きんりんこ」と読む)へもぜひ行ってみて!今回はごりごりの旅ライター(の)、アウトドア大好きカメラマン(せ)、ふだんは家から一歩も出たくない編集(い)のアラフォー3人で行ってきました。
金鱗湖は由布院で最も人気のあるショッピングストリート、湯の坪街道とつながっていて、いつもたくさんの人で賑わっています。
金鱗湖という名をつけたのは、明治初期の儒学者・毛利空桑。湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝くのを見て、金鱗湖と名付けたという説が有力です。今でも金鱗湖には魚がたくさん(というか、うじゃうじゃ)泳いでいますよ!
1年じゅう観光客が絶えない金鱗湖ですが、じつは最も賑わうのは冬。冬の早朝には湖面から湯気が立ち上る風景を見ることができるんです。湖に温泉が流れ込んでいて、年間を通して水温が高いためこうした現象が起こるのだそう。
金鱗湖の景色に癒されたら、ひと息つきたいところ。
金鱗湖の湖畔に佇むおそば屋さん。観光地にありながら地元の人も多く訪れるため、いつも行列ができています。
鴨せいろ(1,650円)は定番人気のメニュー。国産の鴨肉、そばつゆは鶏ガラベースでゆずの香りが爽やか♪焼いたネギと一緒にいただきます。
こちらはおろしそば(1,320円)。温泉旅館のご馳走で胃がもたれ気味でもツルッと行けちゃいそうな、さっぱりそばです。大根のしぼり汁がそばつゆの隠し味!
泉のすぐ隣にあるベーカリーカフェ。金鱗湖にも面しているので、テラス席は最高の眺めです♪ベーカリーカフェとくれば、焼き立てパンがお約束。すべて、店内で焼かれていて香ばしい香りが立ち込めています。イチオシは天然酵母のクロワッサン。由布院で熟成された天然酵母、発酵バター100%でサックサク!
ホテルの朝食でお腹いっぱいなら、サイズダウンしたミニクロワッサン(110円)もありますよ。
クロワッサンのほか、パン・オ・ショコラ(380円)や、モーニングタイムにはデニッシュ食パンつきのモーニングプレートなども提供されています。
CAFE LA RUCHEでは雑貨も買える!カフェ店内では雑貨やおみやげも販売されています♪編集部が気になったものはこちら。天然の竹を使用したフードピック(935円)。大分県の竹明庵工房が手がけています。大分は竹細工の名産地なので、これは迷わず買い♪
デザートやフルーツに挿せば、食卓が華やかに!かさばらないので、ばらまきおみやげにももってこいです。
続いてはおちゃめなパッケージが目を引くカモミール番茶(700円)。老舗ながら、デザインにもこだわった商品をつくる地元の丹羽茶舗が手がけています。カモミールの香りと番茶の組み合わせ、試してみたくなるはず。
最後は、おやつモチーフのミニ紙袋セット(500円)。カラフルな水玉は金平糖、ポチ袋にできそうなサイズはクリームソーダが描かれています♪このレトロ感がたまらない!文房具ブランド、水縞のものです。
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撮影/瀬津貴裕(biswa.) 取材・文/佐藤望美