コツコツと節約にはげんでいるわが家、とくに気をつけているのが「外食」です。5人家族となれば、出費もかなりのもの。たった1度の外食で、日々の努力も水の泡です…(涙)。家計が苦しくなりかねない外食は、ルール化することで予防しましょう!
気分や疲れ具合によっては、「今日は外食で済ませたい」と思うこともあります。でも、予定外の外食は、家計へのダメージが大きい!わが家の場合、1回の外食で5,000~6,000円かかることも…。約1週間分の食費と同額です。
外食費で家計が苦しくなるのを防ぐため、外食は「決めた日だけ」と決めています。あらかじめ「今月は○円」にように予算を決めたり、食べるものやお店の候補をだしたり、計画的に行くのがルールです。
予算や行く店が決まっていると、「外食の日」を目標に自炊をがんばれますし、家族で出かける楽しみも増えます。
午前中から出かけると、お昼ごはんを外で済ませることがほとんど。「どこかで食べようか」という流れになり、ランチ代が余計にかかってしまうんです。これも立派な“うっかり外食”のひとつ。
予定外のランチ代をださないよう、わたしは「お昼ごはんを食べてから出発」するようにしています。少し早めのお昼ごはんにすれば、午後の時間もたっぷり使えるので、タイムスケジュールもゆったり取れますよ。
1日の中でとくに疲れがたまる夕方は、ちょっとした家事でもため息がでます…。夕方にこなす家事を減らしておくべく、朝のうちに夕飯の準備を済ませておくのがマイルール。準備とはいっても、おかずをきっちり作り終えるのではなく、下準備だけで十分です。
・野菜やお肉をきっておく
・野菜の下茹でしておく
・下味をつけたり、合わせ調味料つくったりする
・ごはんを炊飯予約しておく
たったこれだけでも、夕方にやる炊事はぐんと減ります。食材をカットしておけば包丁・まな板を使わずに済みますし、下茹でしておけば味付けをするだけ。その日のうちに食べるなら、サラダ用の野菜も朝のうちにカットして問題ありません。
お出かけする日も、これだけ準備をしておけば調理がラクです。事前に準備した食材で炒めものなどかんたんなメニューにつくれば、家に帰って5~10分で夕飯ができあがりますよ。
_______
節約しながら外食も楽しむのなら、ルールを決めることはとても大切。予算や予定を決めれば、「ついつい外食」を防ぎながら、貯金・節約・外食を両立できますよ。家計を見直して、自分だけの外食ルールを考えてみてはいかがでしょうか。
文/三木ちな