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「モロトロ」って知ってる?冷凍保存でいつでもすぐトロトロ料理が味わえる♡

  • 2020年9月30日
  • 暮らしニスタ

ネバネバ食材が大好物。家事コツ研究員コンドウです。

かのクレオパトラも食したと言われるほど美容成分満点で、ネバネバ食感がたまらない「モロヘイヤ」。そろそろシーズンは終わりますが、ちょっとでも長く味わいという人におすすめしたいのが、冷凍保存!

しかも、ただの冷凍ではありません。ひと手間かけてから冷凍することで、ラクチンに食べられてお料理のアレンジも時短&無限大になるんです♪

最強の冷凍保存の方法は“モロトロ”!

ゆでて「お浸し」の状態で冷凍する方もいると思いますが、ぜひ試していただきたいひと手間、それは…

ミキサーにかける!!

つまり、撹拌してトロロ状にしてから冷凍します。名づけて“モロトロ”。モロヘイヤのトロロだから「モロトロ」。

トロロ状にして冷凍しておけば、解凍しただけでごはんにかけたり、スープに入れたりと、面倒な調理不要でネバネバとろとろ料理がすぐに食べられるのです。

仕込みはいたってカンタン♪なのですが、ご紹介のその前に…こんなギモン、ないですか?

茎ってどこまで食べられるの?

「茎ってどこまで食べられるの?」と迷っている方もいますよね。モロヘイヤの鮮度によって変わってきます。


写真のようにきれいな淡い緑色で、さわってみてやわらかければ茎もおいしく食べられます。赤っぽかったり乾燥していたりして硬いと感じた場合はその部分(3~4㎝ほど)を包丁で切り落としてから茹でるといいです。

それではさっそく「モロトロ」づくり、いっしょにやってみましょう!

1.茹でたモモロヘイヤをざく切りにする。

モロヘイヤはよく洗って水気を切り、硬い茎は切っておきます。
たっぷりのお湯をわかし、熱湯で1分ほど茹でたら、流水にさらし、粗熱を取ります。

水気をだいたい絞ったら、1~2㎝ぐらいのざく切りにします。

2.撹拌します。

今回はフードプロセッサーを使います。ミキサーでもハンドブレンダーでもOKです。

スイッチを入れて1~2分ほど。写真のようになったら完成です。あまり撹拌しすぎず、葉や茎の食感を感じるぐらいでストップしましょう。
※プロセッサーなどの器具がない場合は包丁で細かくたたいてもできます。

3.ジッパー付き保存袋に小分けにします。


いったんボウルに移します。撹拌によってほどよく空気が入っているので口当たりが、ふわふわ。粘りも強化されてまるでお餅のよう。

使い切りできる小さいサイズの保存袋がおすすめです。
スプーンですくって保存袋に入れたら空気を抜きながらジッパーを閉じて平らにならします。冷凍庫でも平らなところに置いて冷凍します。

冷凍するとこんな感じです。


空気を含み、かつ、薄く平らにならして冷凍しているので、冷凍庫から出してすぐでも簡単に割れます。


冷凍のまま割れるので1人分や少しだけ使うときに便利。残りは再び冷凍庫へ戻しましょう。

さっそくおすすめの食べ方を紹介します!

スルスルといける!モロトロごはん


1パック全部使う場合はキッチンの天板やバットなどステンレスやアルミの上に置いておくと熱伝導がいいので10分ぐらいで解凍されます。時間がないときは電子レンジの冷凍解凍機能を使ってもいいですね。


醤油やめんつゆで味つけして、かつお節やおろしショウガをお好みで加え、よく混ぜると即、ネバネバ復活です。個人的には味噌&ショウガが好き♡いろいろ試してみてくださいね。

お腹にやさしい♡モロトロかきたま汁♪

続いて、温かい汁もの。モロトロさえあれば、栄養満点の汁ものが時短で作れます。

お鍋に水と顆粒の和風だしを入れて沸かし、凍ったままのモロトロを投入。再び沸騰したら中火にして醤油少々で風味づけ。溶いた卵を入れたらフタをして火を止めます。こうすると余熱で卵がふんわわり仕上がります。

お味噌汁の具にしてもいいし、コンソメや中華だしなど和洋中なんでも合うのでメニューを考えるのも楽しい。ご飯を入れて雑炊にしたり、うどんやそうめんを入れると簡単なお昼ごはんにちょうどいいですね。

冷凍「モロトロ」で季節の変わり目を乗り切ろう!

モロヘイヤを冷凍「モロトロ」にしておけば、いつでもネバネバトロトロごはんが食べられて、しかもアレンジ料理が時短でできちゃいます。

猛暑から急に涼しくなり、季節の変わり目にカラダがついていけないというときも冷凍「モロトロ」の出番!カラダにやさしいご飯でどうぞご自愛くださいませ♡

文・写真/暮らしニスタ編集部 近藤

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