観葉植物の中でも、特に多肉植物は形も色々とあって個性的だし、その種類も豊富にあるのでとても人気があります。
いくつも買い揃えたくなってしまう魅力があるそんな多肉植物の増やし方にはいくつかの方法がありますが代表的なものをご紹介します。
多肉植物の多くは、葉挿しで増やす事ができます。
特に、エケベリアやカランコエやセダムの仲間などは生命力が強く繁殖力もあるので簡単に増やす事ができます。
やり方は、葉のみでは芽が出てこないので葉が茎に付いている状態でゆっくりと外します。
それを土の上に置いておくと、葉の付け根の部分と茎の葉腋部と呼ばれる場所から芽が出てきます。
多肉植物は株分けでも増やす事ができますが、これには条件があります。
多肉植物の中でも、多肉の株が寄せ集まっているタイプの種類のみがこの方法が使えます。
ハオルチアやアロエの仲間などがそうです。
株の横の部分からどんどんと子株が増えていきますのでそれを株分けして増やしていくことになります。
多肉植物は挿し芽でも増やす事ができます。
増やし方で一番定番とも言えるのがこの挿し芽という方法です。挿し木とも呼んだりもします。
茎のある多肉植物ならどのようなタイプでもOKです。
しかし注意点があります。
それは、茎の切り口は必ず完全に乾かしてから土の中に挿すようにします。
数日間、風通しの良い日陰の場所で乾かすと良いでしょう。
急ぐ場合には、初根剤を利用してもOKです。これを使うと成功する確率が高くなるようです。
茎をカットしてから初根剤を塗布したらすぐに土に挿すようにします。
初根剤にはルートンなどがあります。
多肉植物の増やし方を3つここではご紹介してみました。
この他にも、種から増やす方法や、茎をカットしてそのまま放置するやり方などがあります。
一番簡単な方法としては、挿し葉や挿し芽だと思いますが、自分がお好きな方法でぜひ一度挑戦してみて下さいね。
※トップ画像はPhoto by オガチャンさん@GreenSnap