観葉植物の定番シェフエラ。何度か目にしたたことのある人もいると思いますが、シェフレラってどんな植物なのかはよくわからないという方も多いはず。
今回はシェフレラの特徴や育て方についてご紹介します。
シェフレラは熱帯アジアやオセアニアに約150種類分布している植物で観葉植物としても広く親しまれています。
常緑性の低木で、一本の茎の先に手のひらを広げたようにし、つやつやした厚みのある小さな葉を8〜10枚つけます。
鮮やかな緑色が特徴的で、種類によっては黄緑色が混ざっていることも。
きっと見かけたことのある方も多いはずです。
シェフレラは寒さや乾燥にも強く日陰でもたくましく育つ植物なので、暗めの室内にも置くことができますよ。
丈夫な観葉植物の代表選手ですね。
シェフレラの名前はドイツの植物学者シェフラーに由来しています。
よくシェフレラのことを「カポック」だと言われますが、中国南部に分布する常緑性の樹木、カポックノキという植物が似ているということで一般的に区別なくカポックと呼ばれるようになったからなのです。
しかしカポックノキは実際のところ別種の植物なので植物学的に混同するという点では誤用だといえます。
また、シェフレラの和名はヤドリフカノキと言います。
シェフレラには呼ばれる名前がたくさんありますね!
シェフレラを育てる際に注意すべきポイントを紹介します。
基本的に丈夫で比較的育てやすい植物ですが、生長が早く伸びすぎてしまうと重みで倒れてしまいます。
コンパクトに仕立てたいときは枝や幹を切り落としたり、伸ばしたいときは支柱を立てる工夫をしてください。
水やりは5〜9月の生育期は土の表面が乾けばたっぷりの水やりをします。
涼しい時期は吸い上げがわるくなるので乾いて4〜5日経った頃に水やりをしましょう。
観葉植物の定番とも言われるシェフレラ。
でも以外に知らないことが多かったのではないでしょうか?
育て方のポイントは、どのような丈のシェフレラに育てたいのか、そのためにどう工夫していくかということと水やりのタイミングです。
家庭でシェフレラを育てるとその頼もしい姿と鮮やかな緑色にきっと癒やされることでしょう。
気になった方はぜひ育ててみてくださいね!
※トップ画像はPhoto by さとりーぬさん@GreenSnap