多肉植物は、自身で水分を蓄えている植物ということもあり、水やりなどの世話が少なくて済みます。
そういったことから、観葉植物を育てるのが初めての人でも育てやすいため、非常に多くの人から人気があります。
そんな多肉植物の土の植え替え方法について紹介します。
植え替えをする前に、植え替えの準備をしていきます。
植え替えの時期が来ると(植え替えの時期が種類によって異なるので、育てている植物の植え替え時期を確認してください)植え替えする日から逆算して1週間から10日間前から水やりをするのをやめましょう。
植え替えの際は、少なからず根にダメージがかかります。
そのため、水やりをやめて、根を乾かしてあげることで、植え替えの際の根への負担を軽減することができます。
根にダメージが多いと、根から腐って枯れてしまうといった原因になります。
植え替えの際は、多肉植物に合った土を選ぶようにしましょう。
最近では、最初から多肉植物用にブレンドされている用土がホームセンターなどで売られていたりします。
他にも、育てている場所が乾燥しやすい場合は、保水性のある土などを選んでも良いかもしれません。
わからない場合は詳しい知識を持っている店員に相談してみるのも良いでしょう。
まず鉢から根を取り出したら、根に付いている土を落とし、黒ずんでいる古い根をカットしてあげましょう。
その後、根を乾燥させます。
鉢には、底から土が漏れ出さないように鉢底ネットを敷いて、軽石を敷きます。
そして、乾いた根を鉢に植え付けます。
根の周りに多肉植物用の用土が来るように詰め込むようにします。
そして、最後に土が乾いているなら株を用土に固定するために軽く水をあげます。
これで植え替えが終わりです。
植え替え後、土が乾燥したら、以前のように水やりを再開してあげましょう。
今回、多肉植物の土の植え替えについて、植え替えの準備からその流れについて紹介しました。
これを参考に多肉植物の植え替えをしてみてください。
※トップ画像はPhoto by mako428さん@GreenSnap