ゴムの木にはたくさんの種類がありますが、今回は特に人気のベンガルゴムの木について見ていきましょう。
ベンガルゴムの木の特徴や育て方、部屋の中での飾り方も紹介します。
ベンガルゴムの木は、フィカス・ベンガレンシスの別名です。
この品種はゴムの木の中でも特に人気が高く、テレビCMや広告などにもよく使用されています。
緩やかな曲線で形成されている葉やくっきりとした美しい葉脈が魅力的で、真っ直ぐには伸びない個性的な幹の形も特徴です。
「望みを叶える木」として知られ、インドなどでは「永遠の生命」を表す神聖な木とされています。
ベンガルゴムの木は明るい場所を好みます。そのため、室内の明るい場所に置きましょう。
ただし、葉焼けの原因になるので直射日光は避けてカーテン越しの明るい場所に置きましょう。
水やりは、土の表面が乾いてから、たっぷりの水を与えます。
葉の表裏に霧吹きをかけることで、害虫を予防して美しい葉を守ることができます。
また、換気をこまめに行い、特に梅雨〜夏にかけては風通しのよい環境を心がけましょう。
ベンガルゴムの木をはじめとしたゴムの木は、葉の形や色、樹形が個性的です。
小さいサイズでもその特徴は十分発揮されているので、棚の上や出窓に飾っておくだけでも存在感があります。
その存在感は玄関でのウェルカムプランツとして活かすこともできます。
パーテーションとしての機能もあるので、プライバシー保護にも効果があります。
リビングやダイニングではこだわりの一本をシンボルツリーとして楽しむこともオススメです。
全体のシルエットはもちろん、鉢にもこだわると部屋全体の雰囲気がガラリと変わります。
ベンガルゴムの木はシルエットがとても特徴的なので、いろいろなお店を回ってこだわりのものを見つける楽しみがあります。
育て方も比較的簡単なので、観葉植物のある生活を始めてみてはいかがでしょうか。
※トップ画像はPhoto by ペコムさん@GreenSnap