これから観葉植物を買おうと思っている方は、どうしても観葉植物にばかり目がいってしまいがちです。しかし、観葉植物を買う前に、それを育てる場所になる鉢を選びましょう。お洒落な鉢の選び方など、鉢選びの基本的なコツをご紹介していきます。
鉢はその素材によって様々な特徴があります。
例えば素焼きの鉢であれば、通気性がよくて根腐れしにくいという特徴があります。
プラスチック製の鉢はリーズナブルな価格で、軽量なので移動に便利です。
テラコッタは海外の素焼き鉢のことで、通気性に非常に優れています。
陶器はデザインが豊富なことから、室内栽培が最適です。
木製は断熱性に優れており、屋外でも使えます。
ブリキ製は使い続けるにつれて汚れや錆びが増え、アンティーク調の雰囲気が出てくるのが特徴です。
樹脂製は軽量でかつ強度があり、屋外でも使えます。
モスポットは乾きやすいので、乾燥を好む植物を植えるのに適しています。
天然素材のものは軽量で衝撃に強いですが、土の上には置けません。
植物を栽培するために使われる鉢ですが、そのために機能的な仕組みが色々と備わっています。
例えば底に開けられている中央の穴は、必要以上に水が溜まってしまわないよう、適切な排水を行うためのものです。
また穴の周囲には水を溜めておけるくぼみや、通気性を妨げないための高さだしなども付いています。
鉢のサイズの単位には号が使われています。1号あたりの口径は3cmで、5号であれば15cmということになります。
ホームセンターなどで主に市販されているのは、2号〜13号あたりです。
観葉植物を育てる際に使う鉢について基本的な知識をご紹介しましたが、中には知らなかった知識もあったのではないでしょうか。観葉植物を購入する前に、まずは自分に合った鉢を選びましょう。
※トップ画像はPhoto by 池さん@GreenSnap