観葉植物である幸福の木はハワイの代表的な植物で、別名の「ハワイアン・ティー」には「幸福を呼ぶ木」という意味もあります。家の前に置くと良いことがあるというハワイの言い伝えが由来になりました。今回は、幸福の木の特徴や育て方について紹介していきます。
熱帯植物である幸福の木は寒さにやや弱く、室内で育てる場合にも5度から10度の気温が必要です。
手入れは比較的簡単ですが、水のやりすぎによる「根腐れ」に注意しましょう。
水やりの程度としては、春から秋ごろまでは鉢土の表面が乾いてから鉢底から少し水が出るくらいにしましょう。
鉢底から根が沢山出るようになったら植え替えも必要です。
増やす場合は、「挿し木」や「取り木」で増やします。
茎挿しでカットした切り口部分をコケで巻き、土に埋めると保湿効果が高まり効果的です。
幸福の木にも花が咲きます。
葉の先端部分から花茎を伸ばし、白い花が沢山咲きます。花が咲きすぎると栄養分がとられてしまうので、花の部分だけカットする場合もあります。
そのときは花のついている茎を付け根部分からカットしてください。
幸福の木などのドラセナ属は、ほかの観葉植物と比べると成長度合いが遅いのが特徴です。
鉢カバーをつけるとインテリア性が高まっておしゃれです。
場所もあまりとらないので、室内用の観葉植物としては非常に人気が高いです。
ここまで、観葉植物の幸福の木についてご紹介してきました。
観葉植物の中でも非常に人気の高い品種ですので、興味のある方はぜひ育ててみてください。