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掘りあげた球根、そのままにしてない? 球根を上手に保存する3つのポイント

  • 2016年11月30日
  • インテリア・グリーン・スタイル

 

こんにちは。モルモリカです。

春にきれいな花を楽しませてくれたヒヤシンスやチューリップ、

葉が枯れたので掘り上げたけど、庭の片隅に置いたまま……なんて人はいませんよね?

せっかく掘り上げた球根が、そのままになっている人、作業を急げ~!

 

掘り上げのタイミングは、葉の半分くらいが枯れたころ

球根植物は、数年は植えっぱなしでよいものと、毎年掘り上げた方がよいものがあります。

毎年掘り上げた方がよいのは、大きめの球根。

たとえば、

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ヒヤシンスや……

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チューリップなど。

 

毎年掘り上げる必要がなく、数年は植えっぱなしでよいのは、

小さめの球根など。

 

たとえば、

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ムスカリ……

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スイセン……

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原種のチューリップ……

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シラー など。

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小さな球根でも、何年も植えっぱなしにすると、株と株のすき間がなくなって、ぎゅうぎゅうに詰まってきます。

いっぱいに咲くと見事ですが、だんだん球根が太れなくなって、花が小さくなってくることも。

そんな場合は、掘り上げて保存し、秋になったら間隔をあけて植え付けます。

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掘り上げのタイミングは、葉の半分くらいが枯れたころ。長雨が当ると腐ることがあるので、早めに掘り上げましょう。

 

水洗いしてから、しっかり乾燥させるのがコツ

掘り上げた球根をそのままにしておくと、カビが生えたり病気や害虫が発生したりする心配も。

来年の花のために、3つのポイントに注意して、上手に保存しましょう。

 

ポイント1

枯れた葉は地ぎわで切り、水洗いする。古い皮や根を取り、分球しているものは1球ずつ分ける。

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ポイント2

病気予防のため、消毒液(ベンレート1000倍液など)に30分くらい浸す。

 

ポイント3

ネットに入れ、風通しがよく直射日光のあたらない場所で、秋まで保存する。


 

ちなみに。

 

市販のチューリップやヒヤシンスなどの球根は、生産者さんたちが丹精込めて育てたもの。よい球根を出荷するために、花を咲かせず、十分な太陽の光と水、肥料を与えて球根を太らせるのです。

家庭で花を楽しんだあとの球根たちは、かなり体力を消耗しています。翌年には同じような花が咲かないかもしれません。メインの場所は、毎年新しい球根を購入したほうが、無難です。

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