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これを知れば、グリーンの扱いがうまくなる!葉物の水揚げ&管理のコツ

  • 2016年4月30日
  • インテリア・グリーン・スタイル

こんにちはOZEKI です。

花に比べて保ちがいい葉物ですが、なかには水揚げの悪いものや、葉が乾燥しやすいものなどがあります。知っておくときっと役立つ、水揚げと管理のコツをレクチャーします。

品目ごとに効果的な方法が違うのでここでは難しい葉ものと、その対処法を何回かに分けてご紹介します!

水揚げがむずかしいものは…

アスパラガス⇨切り口を叩く

切り口を木槌などの固いもので叩きます。繊維質が壊れて導管がむき出しになり、吸水できる茎の面積が広がります。

[そのほかの葉物]アスパラガス全般

ススキ⇨酢を入れて湯上げ

 

茎を斜めに切り、沸騰した湯に酢を入れて、切り口を浸けます。酢には殺菌効果と揮発性によって蒸散作用を高める効果があります。湯上げと同様、水中で切り戻しを。

[そのほかの葉物]ダンチク

ダスティーミラー⇨湯上げ

茎を斜めに切り、沸騰した湯に浸けます。導管内の空気が抜けて真空状態になり、一気に水が揚がります。湯に浸かって変色した部分(死滅した細胞)は水中で切り戻しを。

[そのほかの葉物]シャガ、タニワタリ、カンノンチク、カナリーヤシやアレカヤシなどのヤシ類

ユーフォルビア⇨焼きミョウバンをすり込む

茎を斜めに切り、焼きミョウバンを付けます。殺菌効果や収れん作用などで水揚げが促進されます。

[そのほかの葉物]ヨウシュコバンノキ
arrangement Shinichi Nagatsuka
photo (C) Seibundo-Shinkosha

 


出典元:書籍『葉物フラワーアレンジ講座』

種類も豊富になり、フラワーアレンジや花束になくてはならない素材が「葉物」です。花をひきたてるだけでなく、それ自体の美しさを生かしたワンランク上のフラワーアレンジメントにするためのアイデアやテクニックを紹介。水揚げや管理法、葉物図鑑も収録。葉物を使いこなすための知恵がぎっしりの1冊です。

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