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県東西、互いの魅力知って 県内女性2人が初企画、26日に滑川−氷見の観光クルーズ

  • 2024年5月15日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

氷見と滑川の魅力を知るクルージングツアーを企画した(左から)松岡さんとしまさん【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 県西部と東部をつないだ観光で富山の魅力を再発見してもらおうと、氷見市と入善町の女性2人が実行委員会を立ち上げ、イベントを計画している。初回の26日は「ひみりかわクルージングin富山湾」と題し、17日に運航を再開する滑川市の観光遊覧船「キラリン」などに乗って両市を回る。2人は「地域の良いところを知ってもらうきっかけにしたい」と話す。

 企画したのは「呉西と呉東をつなぐ富山応援プロジェクト実行委員会」で、氷見市のローカルプランナー、しまえりなさん(30)と入善町のフリーアナウンサー、松岡千穂さん(50)がつくった。氷見でイベントを開くしまさんは、地元を一層盛り上げるには他の地域との交流も必要と感じていた。松岡さんは県東部、西部が魅力を知り合う場をつくりたいと、タッグを組むことにした。

 初回は能登半島地震で被災した氷見の応援企画。「富山湾岸クルージング」で滑川、氷見の両漁港をつなぐ航路を楽しみ、ほたるいかミュージアムや氷見市漁業文化交流センターを見学。県産食材を使ったバーベキューもする。バス運行で氷見の平和交通が協力し、趣旨に賛同した県東部の企業約10社が協賛した。

 イベントは今後、場所を変えながら年数回開く予定。しまさんは「富山全体が盛り上がればうれしい」、松岡さんは2人の地元が消滅の可能性を指摘されたことを踏まえ「消滅させたくない思い。地域のいいところを知ってほしい」と意気込んでいる。

 申し込みは21日までで、参加費は「ひみいこー」の語呂合わせで1万3150円。売り上げの一部は氷見市に寄付する予定。申し込みは実行委員会のメール、tsunagu.toyama@gmail.com。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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