製品化まではもうちょいかかりそうですが、便利なのはまちがいない。
Googleはカナダのバンクーバーで開催されているTED2025イベントで8日、Gemini搭載のARメガネのプロトタイプを披露しました。GoogleのARグラスは開発中とされていましたが、ひさしぶりの新情報です。
手で開いた本をメガネで翻訳。こういうのはスマホでは難しい Jason Redmond / TED CC BY-NC-ND 4.0このメガネ、Ray-Ban Metaスマートグラスと同じような外見ですが、レンズの部分に画像を投影することで現実世界と重ねて表示できる、ARの仕組みも組み込まれています。デモでは、ペルシャ語から英語への同時通訳や、本のスキャンなどを披露。
似たようなことはスマホでもできますが、スマホで手をふさがれることなく海外の言語を読めてしまうのはやはりメガネ型デバイスの強みを感じます。
今回、メガネフレームの重さや大きさは発表されませんでしたが、「スマホと通信することでメガネを軽量化し、スマホとのアプリ全てにアクセスすることができる」としています。メタもOrionグラスで似たようなコンセプトを展開するなど、スマートなメガネ・ゴーグルは開発競争が激化していますが、コストとバッテリーの持ちが懸念点として残りますね。
Apple Vision Proみたいな高性能ヘッドセットは外付けのバッテリーパックが必須ですが、頭につけるものはできればケーブルなしが理想、でもそうすると重くなる...バランスが難しい。
Source: TED
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