時計は普段からG-SHOCKを使っており、服装やシーンに合わせて3本を使いまわしています。
普段使いはもっともベーシックな5600シリーズ。よりカジュアルな服装には6900シリーズ。そして、カジュアルな服装にはもちろんハマってなおかつちょっとフォーマルな服装にもよく似合う、汎用性の高い2100シリーズです。
「5600」か「2100」か決めかねた場合は、少し迷って結局「2100」を選ぶことも少なくない今日この頃です。
「GA-B2100」というモデルを使っています。自分なりにこの汎用性のワケを考えてみたのですが、まず「アナデジ」と呼ばれる、アナログとデジタルがハイブリッドした文字盤が醸し出す、G-SHOCKらしからぬシックな雰囲気が理由のひとつとして挙げられそうです。
「5600」や「6900」の、情報量の多いテッキーなデジタル文字盤も好きですが、服装によっては時計だけ浮いてしまうこともしばしば。これくらい落ち着いた見た目なら、シャツやジャケットの袖から見えていても自然と馴染んでくれそうです。
以下が長年使っているスケルトンタイプの「6900」との比較なのですが……
薄汚れを見せたいのではなく、厚さに注目です。上の「2100」の厚さが下の「6900」の3分の2程度なのがお分かりでしょうか。そのため、フォーマルなジャケットスタイルの際にも袖への収まりが良く、過度な主張を避けてくれるわけですね。
どんな服装にも合わせやすいグレーのカラーのものを使っていますが、カラバリもさまざま。ベーシックなブラックもちろん、ミリタリーウオッチ感のあるカーキとかも魅力的です。
アナログ感のある見た目ですが、耐衝撃構造や20気圧防水などのG-SHOCKらしいタフネスはもちろん健在。さらにはソーラー駆動やBluetoothリンクで時刻修正など、機能面も充実しています。
軽くて、薄くて、スリムな「2100」シリーズはG-SHOCKのニュースタンダード的な存在で、このミニマルな見た目でしっかりG-SHOCK、というのが意外性があって、着けていると高揚感があります。
G-SHOCKは「ゴツいな……」と感じている人こそ、ぜひ試してみてほしいです。
Photo:宮前一喜