PC、資料に財布にスマホ。
基本僕が仕事する時のバッグの中ってもう何十年もこんな感じでした。
なので大容量のバッグは必要ない……と思ってました。でも、サステナブルな生き方が少しずつ当たり前になった昨今、買い物しても袋は当然買わないし、折り畳み傘だって水筒だって持ち歩く。
そんな僕の持論が、バッグとハートは大きくて優しい方がいい。
そこでNew Life Projectのざっくりトート。こちらのブランド、「大量生産」「大量消費」「大量廃棄」からの脱却を目標としていて環境意識が高いのも魅力ですが、なによりアパレル業界のベテランたちのプロジェクトゆえアイテムがカッコ良いんです。
そこでNew Life Projectのざっくりトート。こちらのブランド、「大量生産」「大量消費」「大量廃棄」からの脱却を目標としていて環境意識が高いのも魅力ですが、なによりアパレル業界のベテランたちのプロジェクトゆえアイテムがカッコ良いんです。
今回のボートトートはReTA BASE という使用済みストレッチフィルム(梱包物の荷崩れなどを防止するフィルム)から生まれた生地を使用したシリーズのもの。
素材は900デニールのポリエチレン製で、生地の表裏には再生ペレットを15パーセント使った素材でコーティング。
ReTA BASE×New Life Project BOAT TOTE L 税込17,380円環境を考えた素材ばかりで国内生産されているのですが、善因善果といいますか、良いことをすれば返ってくるもので、こちらの素材、軽量かつ、引っ張り・引き裂き強度に優れ耐久性抜群。
さらに先述のコーティングにより耐水圧7,000ミリメートルという防水性も兼ね備えることに。
デザインは、H38×W37×D18cmのほぼスクエアなボックスシルエットで、とことんシンプルゆえ、ザイル風のハンドルがいいアクセントとして効いています。
しかもこれ2WAYスタイルで、長めの平織りナイロンテープも備えられており、そちらを使用する場合、邪魔になるハンドルを取り外すことも可能。
荷物の多い日や、傘を手に持つ雨の日なんかはさっと肩掛けができるってわけです。
中もスリットひとつないシンプル設計なので、PCはここ、財布はここ、など考えずに何でもほいほい放り込むだけっていうのが逆に気に入っています。
防水だから躊躇なく地面に直置きできるし、ちょっと汚れたら水拭きしたり洗ったりできます。
カラーはブラックと写真のグレー。ハンドル色を落ち着いたカラーのタイプを選べば仕事にも使えるし、機能的にはキャンプなどのアウトドアでも活躍間違いなし。
使い込んでも端っこが切れることもコーティングが剥がれることもないので、柔らかくなる風合いだけが楽しめるのも喜びです。 ちなみに、下の写真は、友人が2年近く使用した同シリーズの別モデル。
毎日のようにノートPCや書類を持ち運び、キャンプにも持って行ったそうですが、生地のダメージはほとんどなく、ステッチのほつれもありません。むしろクッタリ感が良い雰囲気にもなってきてます。
環境問題にも貢献できるし実用的。しかもスタイリッシュでカッコ良い。なんとも現代的なバッグなのです。
Photo:宮前一喜