2022年にGoogleが初代「Pixel Watch」を発売して以来、歴代モデルではバッテリー持続時間の改善に注目が集まってきました。そんななか、次期「Pixel Watch 4」の新たなリーク情報が登場し、バッテリー容量が大幅に増える可能性が浮上しています。
信頼性の高いリーカーOnLeaks氏の情報をもとに、インドメディア91mobilesが公開した予想レンダリング(CG)画像や仕様のリークによると、Pixel Watch 4は以下のような製品となるようです。
前モデルのPixel Watch 3と同じく、円形デザインを維持
背面デザインは初代Pixel Watchに似ている
ただし、背面の4つのピンがなくなり、ワイヤレス充電に対応する可能性がある(Pixel Watch 3はUSB-C充電)。
スピーカーの両側に2つのボタンが追加されていますが、その機能はまだ不明
厚さは14.3mmとなっており、Pixel Watch 3の12.3mmよりも分厚くなっている。これは、より大きなバッテリーを搭載するためと考えられる
Pixel Watch 3と同じく、41mmと45mmの2つのサイズで発売される見通し
分厚いボディと充電ピンの省略は、Googleがバッテリー持続時間や充電に重きを置いている可能性を示しています。初代Pixel Watchでは、バッテリー持ちの短さがネックでした。仕様上は最大24時間とされていたものの、実際の使用では1日持たないと多くの報告がありました。
そのため、同社はPixel Watch 2と3でそれを改善する努力を重ねています。2では、ワイヤレス充電から接触式の充電ピンに切り替えたことで、一部ユーザーからは不評の声も上がりましたが、これにより高い安定性と高速な充電を実現しています。もっとも、充電ピンは時間が経つにつれて摩耗するという弱点も抱えています。
さらに、Wear OS 4と5では電力効率が高まり、Pixel Watchは確実に1日持つようになりましたが、サムスンのGalaxy Watch UltraやApple Watch Ultra 2など、競合スマートウォッチの数日間も持続するバッテリーには及んでいません。
Googleは来月、「Google I/O」を開催する予定です。その場で、Pixel Watch 4や次期Wear OS 6の詳細を明かすかもしれません。
Source:91mobiles
via:The Verge