こんにちは。ライターのariです。
寒い冬に美しく咲く花といえば、
「寒椿」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
紅色や白、ピンクの寒椿は一輪で存在感があり、
冬空の下で、ひと際美しく咲いています。
一輪挿しにしてもお似合いの花には、
どんな魅力や秘密があるのでしょうか。
今回は、寒椿についてご紹介します。
冬の寒い時期に凛と咲く花、「寒椿」。
椿は「日本書紀」にも登場し、
日本人に古くから親しまれてきた花なのです。
淡い紅色の八重咲きタイプが主流ですが、
ピンクや白、さらにミックスのタイプなど、
さまざまなバリエーションが楽しめます。
こちらはピンク一色。
とっても可愛らしくて存在感があります。
八重咲きのタイプは、花自体が大きく、
花びらもたっぷり!
赤と白のバイカラーも素敵!
黄色い花芯が特徴的ですね。
こんな、マーブルタイプの種類も。
花びらの数も多くて存在感抜群です!
花びらがヒラヒラした、
フリルタイプの八重咲きは珍しいですね。
一見、椿には見せません!
真っ白の寒椿は清楚なイメージ。
うっとりしてしまいます。
雪が積もった寒椿は、やっぱり絵になります!
寒椿は、寒さに強く丈夫で育てやすいと言われていますね。
「寒椿」の開花時期は11月頃から2月頃。
これに対して「夏椿」は6〜7月に咲き、
「寒椿」とはまた違う種類だと言われています。
寒椿とは「寒い季節に花を咲かせる椿」
という意味もあるそうですが、
ガーデニングでは、
「椿」と「山茶花」を掛け合わせた、
園芸品種のことを指すそうです。
寒椿と山茶花は、
専門家でも見分けがつかないことがあり、
寒椿は山茶花の一種と捉えることが主流になっているようですね。
季節の花と一緒に、
こうしてざっくりと活けるのもいいですね。
バラなど洋風の花とも、意外とお似合い!
椿は葉っぱと一緒に飾るのがおすすめ。
色とりどりの椿が素敵です!
さまざまな花色の椿を並べて。
とても華やかで贅沢ですね!
寒椿はしっとりと和の雰囲気で、
一輪挿しや季節の花とのアレンジが楽しめます。
あなたもこの時期のお部屋に、
飾って楽しんでみてはいかがでしょうか。