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スッとのびる、凛とした姿が印象的。冬景色がお似合いのスイセンの魅力とは?

  • 2017年1月22日
  • ガーデニング・ラバーズ

こんにちは。ライターのariです。

今日は関東地方でも雪がちらほら。
少し外にいるだけで、体の芯から冷えてしまいます。
そんなさむ〜い屋外でも、
元気に咲いている花がたくさんあります。

スイセンの花もそのひとつ。
真っ白なスイセンは、冬景色にぴったりの花です。

そこで今回は、スイセンについてご紹介します。

スイセンとは、どんな花?

スイセンは、
冬から春にかけて咲く球根植物で、
原産地はスペインやポルトガルなどの地中海沿岸部や北アフリカ。

スイセンの名前はギリシャ神話が由来とされています。
その昔、若くて美しい少年「ナルキッソス」が、
泉に映った自分の姿に見とれて口づけしようとすると、
泉に落ちてしまったとか。

その水辺にスイセンが咲いたことから、
スイセンは英語で「ナルシサス」と呼ばれ、
ここから「ナルシスト」という言葉が生まれました。

スイセンには、「うぬぼれ」や「自己愛」などの
花言葉が付いているのも、これが由来のようです。

また、和名の「水仙」は、
水の中にある仙人からついた、
中国名「水仙」が和名になっています。

 

どんなバリエーションがあるの?

スイセンの花色は白と黄色。
品種改良が盛んに行われ、
ニホンズイセンやラッパズイセンなど、
1000を超える品種が存在すると言われています。

切り花として出回っているのは、
1本の茎に1つの花が付いた「ラッパズイセン」や、
1本の茎に複数の花が付いた「房付きスイセン」などです。

和の雰囲気が楽しめるので、
生け花にもよく使われていますね。
そして、甘くて清々しい香りも特徴のひとつです。

また、球根植物なので、
地植えや鉢植えで育てれば、
毎年キレイな花を咲かせてくれます。

こちらはラッパズイセン。
副花冠が大きく、まるでラッパのようです。
存在感があって素敵です!

中央の副花冠がオレンジ色っぽいものも。

バルボコディウムは、
メガホンのような形が特徴。
一見、スイセンには見えませんよね。

こちらも少し変わった形のスイセン。
とっても気品がありますね。

スイセンには毒があるって本当?

実は、スイセンの葉や球根には毒性があり、
嘔吐や皮膚炎などの症状が出てしまいます。
葉っぱがニラに、球根がタマネギと似ているので、
誤って口にしてしまうと、食中毒を起こしてしまいます。
畑などややこしい場所に植えないようにしましょう。

 

スイセンのアレンジ方法は?

やっぱり、一輪挿しは素敵!
スッとのびる、茎と葉っぱが絵になります。

洋風のお花とのアレンジも意外とお似合い。
もちろん、和の花材とも相性抜群です。

こんな風に、
スイセンだけをざっくり飾るのもいいですね。

こんなアレンジの仕方も面白いかも!

 

いかがでしたか?
これから春にかけて楽しめるスイセンは、
切り花でも楽しめるし、
今年は球根で育ててみてもおすすめです。
また、今が見頃のスイセン畑へ足を運んでみるのもいいですね!

 

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