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水やりなどに注意!日々草の育て方

  • 2016年12月16日
  • ガーデニング・ラバーズ

日々草(にちにちそう)はピンク色などの花を咲かせることで有名な美しい植物です。

夏の初めから秋の終わりにかけて一日ごとに新しい花が咲きます。

日々新しい花が咲くことから日々草と呼ばれています。

そんな日々草の水やりなどに関する注意点を解説します。

日々草は植え替えはほぼできない

第一におさえて頂きたいことなのですが、日々草はほぼ植え替えができません。

というのも、日々草は直根性(ちょっこんせい)といって、根が途中で分岐することなく一本あるだけというものです。

周りにはひげ根のようなものだけで、ごぼうみたいな形になっています。

そのためこの直根を傷つけると二度と元に戻りません。弱るか枯れていきます。

そうなると取り返しがつかないので、危険な植え替えはやめましょう。

土の注意

庭植えする際はその土に注意くしてださい。

過去3年以内に日々草、あるいは日々草と同じキョウチクトウ科の植物を育てた場所は避けましょう。

連作した事による生育不良が起きます。いわゆる連作障害です。

すでに育てた場所は忌地(いやち:避けるべき場所)なのです。

鉢植えの場合も根こそぎ入れ替えましょう。

水やり・肥料

水やりに関しては、過度にやらないことを意識してください。

日々草は乾燥に強い反面、土の湿りに滅法弱いです。

他の植物以上に根腐れしやすいものなのです。最悪枯れることも考えられます。

そのため乾燥気味に育てましょう。

具体的には春は毎日1回、夏は1日2回、秋は毎日1回が目安です。

梅雨の時期には水を控えましょう。

その他の季節は毎度葉の上から水をあげてください。そうすることによって葉につく害虫「ハダニ」を駆除できます。

ハダニは身体が小さいため、僅かな水たまりで溺死するので有効です。

ただし花にはかけないでください。花の寿命が縮みます。

また肥料はなるべく与えてください。与えなくても死にませんが花が減ります。

開花促進剤と肥料がひとまとめになった液肥がおすすめです。

まとめ

日々草は日当たりの良い場所に置いて水と少量の肥料さえ与えれば、これといったメンテナンスをせずとも勝手に毎日咲いてくれます。

非常に楽で初心者向けの春夏植物といえます。

もし花の栽培を始めたいという人がいれば誂向きなのでお試しください。

 

 

※トップ画像はPhoto by かちえもんさん@GreenSnap

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