アメリカ生まれのスプレーマムは、1本の茎に咲かせる複数の花が特徴です。
アレンジメントや花束としてもぴったりなスプレーマム。
今回はそんなスプレーマムについて詳しく紹介していきます。
スプレーマムは日本、中国が原産の菊が、アメリカで品種改良されたものです。
「洋菊(西洋菊)」という別名もあり、日本では1970年頃ヨーロッパ経由で持ち込まれ、栽培されるようになりました。
和菊より生長が早いのが特徴で、1本の茎に対して放射状にたくさんの花を咲かせます。
その姿が霧吹きで水を吹いた時に似ていることから「スプレーマム」という名前がつけられました。
「mum」とは菊の学名の「Chrysanthemum」の略称です。
スプレーマムには菊と同様に「高潔」という花言葉があります。
気高く気品ある花姿が花言葉の由来です。
さらに、「清らかな愛」や「気持ちの探りあい」といった花言葉もあります。
ウェディングブーケとしてもよく活用されている花です。
スプレーマムにはさまざまな品種があります。
セイアメリは1~2㎝程度のピンク色の花を咲かせます。
緑の鮮やかな葉っぱも特徴で、アレンジメントや花束としても親しまれています。
セイアイシスは夏から秋に咲かせる6~7㎝程度の淡いピンク色の花が特徴です。
花束やアレンジメント、仏花として使われています。
ジャーマンガーデンマムはヨーロッパのガーデニングにおいて定番の鉢植えの花です。
ドーム状に咲かせる花が特徴です。
美しい花が特徴のスプレーマムについて紹介しました。
初心者の方でも簡単に育てられるのでおすすめですよ。