直射日光や夏の暑さにも強い初心者向けの花で、ビジュアル的にも人気があるハイビスカス。
基本的に一年草扱いですが、水やりや気温などに気をつければ越冬して来年も咲いてくれます。
そこで今回は水やりのポイントなど、育て方についてご紹介していきます。
まずハイビスカスの置き場所についてですが、基本的に日光を好むので春から秋にかけては戸外の日が当たる場所に置くようにしましょう。
ただ、気温が30度以上など暑すぎる場合には逆に葉が傷み、株が弱ってしまう恐れがあるので、夏場に元気がないと感じたら日陰の涼しい場所で管理するようにすると良いです。
秋や冬に入り寒くなってくると枯れてしまうハイビスカスですが、10度以上の気温を保って日当たりの良い場所に置いておけば、越冬することもできます。
この時暖房の風が当たらないように注意しましょう。
土が乾いている時はたっぷり水を与えましょう。
店頭で売られているハイビスカスは既に根詰まり寸前の状態になっていることが多いので、土が潰れて保水力が落ちており、特に夏場では水をやってもすぐに水切れを起こしてしまいます。
手が空いていれば一回り大きい鉢に植え替えてあげると良いでしょう。
ただし、越冬する場合冬は水をあげ過ぎないように注意が必要です。
土が乾いて数日後に水をやる程度で問題ありません。
ハイビスカスは一日花といって、咲いたその日のうちにしぼんでしまいます。
肥料をやらないとすぐにエネルギーが尽きてしまうので、開花の時期になったら一週間に1回は液肥を与えましょう。
液肥を与えるかどうかで、開花量に差ができます。
ハイビスカスの水やりの方法など、育て方をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
一年草のハイビスカスですが、しっかり管理しておくことで翌年も楽しむことができます。
ハイビスカス好きの方はぜひ挑戦してみて下さい。
※トップ画像はPhoto by デジコタさん@GreenSnap
