モッコウバラはバラの一種で、棘がないので初心者でも気軽に栽培することができます。
つるには色鮮やかな花を咲かせ、優しい香りが漂うモッコウバラ。
そんなモッコウバラを育てる上で必要となる肥料のポイントについて紹介します。
モッコウバラとはバラ科のバラ属に分類されているつる性の植物です。
中国を原産としているバラで、日本には江戸時代に八重咲きの品種が入ってきました。
つるバラと呼ばれることもありますが、和名のモッコウバラは、インドを原産としている植物からとれる木香の香りに近いことから由来したとされています。
モッコウバラは高温多湿の環境でも育ち、病気にはほとんどかからないため初心者でも気軽に育てることができます。
モッコウバラは非常に生命力が強く、養分の少ない場所でも力強く生長します。
しかし寒さには弱いため、寒い地域での栽培は向いていません。
バラと言えばトゲのあるイメージが強いですが、モッコウバラは棘をもっていないので、ガーデニング初心者でも扱いやすいバラです。
つる性のバラで、育てる際にはフェンスがあると育てやすいです。
また、寄り添って生長するという性質から、花言葉には「あなたにふさわしい人」といった意味をもっています。
モッコウバラを育てる上で、肥料を適度与える必要があります。
モッコウバラは養分の少ない状況下でも花を咲かせ子孫を残していく植物なので、肥料を与えすぎると養分が多いことで生長を続け、花を咲かさないと言われています。
そのためモッコウバラの肥料は月に2回、固形肥料あるいは化成肥料を与えます。
最近ではバラ用の肥料も売られているので、専用の肥料を使うと安心して育てることができます。
モッコウバラはつる性のバラで棘もなく、環境下の良くない状況でも綺麗な花を咲かせる植物なので、ガーデニング初心者の方でも気軽に育てることができます。
白い花を咲かせ、とても綺麗なので、ガーデニングに人気のある植物でもあります。
※トップ画像はPhoto by ペロンチョさん@GreenSnap