パンジーは、ガーデニングなどに使うと色鮮やかな花を咲かすので、ガーデニングのグラデーションにも非常人気のある一年草の植物です。
そんなパンジーを育てる際の水やりのポイントについて紹介します。
パンジーはスミレ科スミレ属に分類される、園芸用に改良された植物の一種です。
ヨーロッパに分布していた数種類のスミレを掛けあわせることでできた種類で、大きさによってはパンジーではなくビオラと分類されるものもあります。
見た目だけでは区別しにくく、パンジーとビオラを掛けあわせた品種もあり、海外ではビオラのことをタフテッドパンジーのグループに分類しているため、この2種を区別せずパンジーと呼ぶ場合もあります。
パンジーにはたくさんの種類があり、その種類ごとに色や大きさなどが異なるので、園芸用の植物としては非常に人気があります。
パンジーはもともとは19世紀初頭のヨーロッパから持ち込まれました。
現在でも改良は続き、大きいものでは花びらで10cmを越すものもできています。
パンジーに見られるブチ模様は、フランスで改良された品種から誕生しています。
日本には江戸時代末期に入ってきたとされており、当時は花びらの模様が蝶のようであることから遊蝶花や胡蝶草などとも呼ばれていたようです。
日本でも改良は行われており、模様だけでなく八重咲きの品種も誕生しています。
パンジーでガーデニングを始める初心者の方のために、水やりの仕方について解説していきます。
基本的にどの植物においてもそうですが、水やりは土が乾いたら、たっぷりの水をあげるようにしましょう。
乾燥しすぎてもダメですが、水を与えすぎても枯れてしまいます。
水を与えすぎた場合は根腐れと言って、根っこから腐って枯れてしまいます。
しかし、少しずつ複数回に分けて水やりというのも、常に根っこが湿度が高い状態になってしまうのでよくありません。
特にパンジーは梅雨の時期に枯れてしまうほど多湿に弱いです。
そのため、基本的に1日1回というつもりで水をあげることが大切です。
パンジーの水やりの仕方を覚えて、色鮮やかなガーデニングをしてみましょう!
※トップ画像はPhoto by nicoさん@GreenSnap