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リコー、世界初の固体型色素増感太陽電池を商品化

  • 2020年1月18日
  • エネクトニュース
室内照明でも発電する太陽電池モジュールのシリーズ
株式会社リコー(以下「リコー」)は1月15日、微弱な光でも高い発電性能を発揮する固体型太陽電池モジュールの商品をシリーズで発売すると発表した。

身の回りのセンサーや家電等がインターネットで繋がるIoT社会では、多くの機器を支える電源の開発も課題となる。振動や太陽光を利用する「環境発電」は中でも注目されており、微弱な光を電気に変える色素増感太陽電池の研究も盛んに行われ、製品化されている。

リコーは色素増感太陽電池の商品として、初めて固体型の電池を発売する。電解液を用いる電池特有の液漏れや腐食等、安全性や耐久性に関わる弱点を克服し、明るさが十分にない場所でも高い効率で発電を行う。

最大のモジュールは既に発売された商品の中にも
新製品には3種類のサイズがあり、最も大型のモジュールは大成建設等が昨年発売したバッテリー搭載型デスクの一部として採用されている。

リコーは今回、太陽電池モジュールを独立して提供する形で、まず2月下旬に大型の製品を発売。小型2種の発売は3月下旬以降の予定となっている。

新製品は1月下旬に開催される国際ナノテクノロジー総合展・技術会議で展示される。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

リコー リリース
https://jp.ricoh.com/release/2020/0115_1/

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