ガス供給や設備工事を手がけるガスパル
大東建託株式会社は、2019年11月13日、同社のグループ企業が茨城県鉾田市にて太陽光発電所を取得したと発表した。
この取得を行ったのは、ガス供給や設備工事を手がける株式会社ガスパル。ガスパルは再生可能エネルギー事業に参入すべく、取得した太陽光発電所より売電も開始している。
「総合エネルギー会社」への成長を企図
ガスパルは、年間約5万戸のアパート・マンションを建設している大東建託の100％出資会社。大東建託が建設する物件において、ガスの設備工事および供給を手がけている。2017年からは、東京・大阪・東邦ガスエリアにて都市ガス事業『いい部屋ガス』サービスの提供も開始した。
ガスパルはまた、LPガスと都市ガスに加えて再生可能エネルギーも供給する「総合エネルギー会社」への成長も企図。環境保全活動の推進と再生可能エネルギー事業の普及を図るべく、今回の太陽光発電所取得に至ったという。
東京電力エナジーパートナーへ売電を開始
今回ガスパルが取得したのは、茨城県鉾田市に立地する『大和茨城第二発電所』。約22000平米の事業用地を持つこの太陽光発電所には、7616枚のソーラーパネルを設置。年間発電量は、一般家庭575世帯の年間使用電力量に相当する約210万kWhと想定されている。
なお、この発電所からの売電は、東京電力エナジーパートナー株式会社へ向けて開始されている。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
株式会社ガスパルが茨城県鉾田市に太陽光発電所を取得 - 大東建託株式会社
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