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パナソニック、南草津工場に水素ステーション設置

  • 2019年11月19日
  • エネクトニュース
空のタンクから満タンまでわずか3分で水素を充填
パナソニック株式会社(以下「パナソニック」)は11月18日、滋賀県草津市の事業所で水素ステーションを建設し、燃料電池フォークリフトの運用を開始したと発表した。

草津市にはパナソニックのアプライアンス社の本社があり、家庭用燃料電池エネファームを含め、家電、空調製品等の開発や製造販売を行っている。エネファームでは都市ガスから水素を取り出して空気中の酸素と反応させて発電し、温水と電力を供給する。

新設したステーションでは都市ガスからの製造に加え、太陽光発電を利用した水の電気分解でも水素を製造。1日の製造量はフォークリフト2台分で、ステーションでの充填時間は約3分。フォークリフトを商品の運搬等に用いながら運用データを収集・分析し、水素エネルギー利活用の技術開発を進めていく。

クリーンな発電の技術開発、脱炭素社会の実現へ
水素はクリーンで安定的な発電が可能であり、長期間の貯蔵や運搬が容易であることから、発電量が不安定な太陽光・風力発電等と組み合わせて電力の有効活用にも利用できる。

パナソニックは今後も水素エネルギー活用の技術開発に取り組み、脱炭素社会の実現を目指していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

パナソニック リリース
https://news.panasonic.com/

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