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東芝エネルギーシステムズ、インドネシアから小型地熱発電設備を受注

  • 2019年10月16日
  • エネクトニュース
小型地熱発電設備『Geoportable』
東芝エネルギーシステムズ株式会社は、2019年10月15日、インドネシアの事業者より小型地熱発電設備『Geoportable』を受注したと発表した。

『Geoportable』は、小規模な地熱発電を想定して同社が開発したシステム。注文は、インドネシアのEPC事業者PT Inti Karya Persada Tehnikより受けており、インドネシアの電力会社PT Geo Dipa Energiが計画中の発電所へ納入される。

世界第2位の地熱資源国、インドネシア
インドネシアは、約29500MW相当の地熱資源量を有しており、世界でも第2位となる地熱資源国と言われている。同国もこの資源の活用を企図し、2028年までに約4600MW相当の地熱発電所開設を計画。現在多用されているというディーゼル発電機から、化石燃料が不要で設置も比較的容易な小型地熱発電への展開を目指している。

東芝エネルギーシステムズは同国において、累計239MW相当の大型地熱発電設備を納入してきた実績を持つ。同国最大の地熱発電所であるサルーラ地熱発電所や、パトハ地熱発電所1号機にも設備を提供し、同国の電力安定化に貢献してきた。

限られた敷地にも設置できる『Geoportable』
今回東芝エネルギーシステムズが受注した『Geoportable』は、1~20MW級の地熱発電向けに開発されたコンパクトなシステム。限られた敷地にも設置できるため、地熱資源のさらなる有効活用を可能にした。また、様々な先進的技術を採用しながらも、現地での据え付け期間を短縮している。

同社は今後も、クリーンエネルギーのさらなる普及に向けて、国内外で地熱発電事業を展開するとしている。

(画像は東芝エネルギーシステムズの公式ホームページより)


▼外部リンク

インドネシアにおいて小型地熱発電設備「Geoportable」を受注 - 東芝エネルギーシステムズ株式会社
https://www.toshiba-energy.com/info/info2019_1015.htm

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