サイト内
ウェブ

蓄電システム「YRWシリーズ」、高い充電率維持を実現する「SmartSC」搭載へ

  • 2019年9月27日
  • エネクトニュース
余剰電力を予測、蓄電池能力をフル活用
株式会社YAMABISHIは、2019年9月25日、自家消費型太陽光発電システムの最適化制御技術『SmartSC(Smart Self-Consumption)』を開発したと発表した。

この技術は、同社が公共産業向けリチウムイオン蓄電システム『YRWシリーズ』の新機能として開発されたもの。余剰電力を予測することにより、蓄電池能力のフル活用を可能にしている。

電源確保に貢献する蓄電システム『YRWシリーズ』
YAMABISHIは、電源装置の開発・製造・販売を主に手がける企業。節電・停電時の電源確保に貢献する蓄電システム『YRWシリーズ』の展開も、行っている。

『YRWシリーズ』は、同社が開発した双方向電源装置およびリチウムイオン蓄電池によって構成されるシステム。同社が長年培ったUPS品質により、平常時の電力平準化と再生可能エネルギーの活用、そして災害時の電源確保やBCP対策などを実現している。

同システムは、学校・福祉施設・警察署といった公共施設においても、納入実績を誇る。また、10~200kWの幅広いラインナップを揃えることで、スペースが限定される病院やオフィスなどにも対応している。

災害発生時における重要負荷への電源供給最大化も実現
同社が今回発表した『SmartSC』では、発電予測および負荷予測から導き出された余剰予測に基づく形で、電力消費が行われる。この消費方法により同技術は、蓄電池の高い充電率維持を実現。また、ピークカットによる電気基本料金の削減や、災害発生時における重要負荷への電源供給最大化も、同時に実現している。

『SmartSC』は今後、『YRWシリーズ』に標準搭載される。また既設の同シリーズ製品についても、ソフトバージョンアップでの対応が行われる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

余剰電力予測による自家消費最適化制御を新開発 SmartSCで蓄電池の「力」をフル活用 - 株式会社YAMABISHI
https://www.yamabishi.co.jp/pdf/release/20190925.pdf

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。