中部電力の新サービス、算出方法は特許出願中
中部電力株式会社(以下「中部電力」)は8月29日、9月2日から「カテエネ」上で、家電ごとの電力使用割合を見える化するサービスを開始すると発表した。
中部電力は電力会社としては初めてこのサービスを提供する。同社の顧客でスマートメーターを設置している人が対象になり、サービスは無料。カテエネに登録し、家族の人数や家電の設置状況などを入力するだけで利用できる。
サービスではスマートメーターから得られた実際の電気使用データや家電の設置状況、天候などの条件を用いて、家電ごとの電力使用の割合や概算の電気料金を算出する。これには同社が独自に開発した算出手法が用いられ、特許も出願中だ。
家電ごとの電力消費を知って有効な省エネ対策
サービスに登録すると家電ごとの電力消費の割合がわかり、月ごと、あるいは前年との比較もできる。顧客が省エネに取り組む上で、具体的なヒントとなる。
今後は、太陽光発電設備の有無を分析の要素に加えることで、太陽光発電の自家消費分を反映するなど、2018年度中にサービス拡充を行っていく予定。
中部電力は引き続き先端技術を活用しながら、顧客がより快適・便利・安心な暮らしを実現できるよう、様々なサービスの提供に努めていく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
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中部電力 リリース
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