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アサヒビール茨城工場 自立型水素エネルギー供給システム導入

  • 2019年6月22日
  • エネクトニュース

見学棟屋上に太陽パネル設置
アサヒビールホールディング株式会社は「自立型水素エネルギー供給システム[H2One]」をアサヒビール茨城工場に導入する。

茨城工場見学棟屋上に太陽光パネルを設置し、工場見学時の試飲に使用するビールサーバーなどの電力をまかなう予定。稼働は2019年6月17日(月)より。

「自立型水素エネルギー供給システム[H2One]」は東芝エネルギーシステムズ株式会社製。

水素を利用したクリーンエネルギー
東芝エネルギーシステムズ株式会社の「H2One」は、再生可能エネルギーから水素を製造し、水素貯蔵タンクに貯め、貯めた水素を水素燃料電池で使用する。

水素の生成過程でもCO2を排出しないクリーンエネルギーである。

また、水素エネルギーマネジメントシステムにより、発電量、電気使用量などの状況、水素貯蔵量などを監視し自動で最適に制御する。

出力が不安定な再生可能エネルギーだが、「H2One」を導入することで安定して電力を供給することができ、事業実装を可能にした。また、自立して電力や温水を供給できるため、災害対策にもなる。

2050年CO2排出量ゼロを目指す
アサヒグループホールディングス株式会社は、2050年に国内企業グループのCO2排出量ゼロを目指す「アサヒカーボンゼロ」を環境経営における気候変動に関する中長期目標に設定している。

アサヒビール茨城工場の自立型水素エネルギー供給システムの効果を検証し、他施設への展開の可能性もあるようだ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

アサヒグループホールディングス株式会社 プレスリリース
https://www.asahigroup-holdings.com/

東芝エネルギーシステム株式会社 製品説明
https://www.toshiba-energy.com/

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