裏面の変換効率も表面との比較で80%以上
トリナ・ソーラーは6月13日、これまで開発を進めていた両面発電モジュールの量産体制を確立したと発表した。
同社は2015年から量産を目的とした両面発電TOPConセルの研究を開始し、2019年には大面積のi-TOPConで、表面の変換効率中央値23%を達成した。5月には単結晶シリコンの同セルで、変換効率24.58%の世界記録樹立を発表している。
トリナ・ソーラーは中国・常州の工場で、量産型i-TOPConの本格的な量産体制に入った。新製品のモジュールは裏面の変換効率も、表面の80%以上。裏面からの発電が加わることで片面発電より5~30%出力が高く、30年のリニア出力保証を提供している。
スマートエネルギーのグローバルリーダーを目指して
トリナ・ソーラーは太陽光発電およびスマートエネルギーのトータル・ソリューションを提供する世界有数の企業。
太陽電池モジュールのサプライヤーとしては世界最大で、2018年にはエネルギーのIoTブランドも立ち上げた。世界のトップ企業や研究機関と共同で、スマートエネルギーの研究開発に力を注いでいる。
(画像はプレスリリースより)
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トリナ・ソーラー リリース
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