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オリックス、函館市で地熱発電所の建設開始

  • 2019年8月10日
  • エネクトニュース
国内最大級の地熱バイナリー発電所、2022年に竣工
オリックスは8月8日、北海道函館市において、バイナリー方式の地熱発電所の建設を開始すると発表した。

地熱発電では地下のマグマ熱によって高温になった蒸気と熱水を発電に利用する。そのうちバイナリー方式では、熱水で水より沸点の低い物質を蒸気に変え、タービンを回転させることで発電する。

南茅部地熱発電所(仮称)の建設にあたって、オリックスは2014年から関連の調査を進めてきた。今回北海道が所有する土地を活用して建設に着手し、2022年初春の商業運転開始を目指す。

発電所の設備容量は6500kWで、年間発電量は5694万kWhの見込み。一般家庭の電力消費量に換算すると1万8250世帯分に相当し、バイナリー方式では国内最大規模の発電所となる。

安定的な発電量の地熱発電所、国内数カ所で開発中
地熱発電では天候や時間帯、季節を問わず、中長期にわたって安定的な電力の供給が可能。

オリックスはグループが経営する別府市の温泉旅館で自家用では国内最大規模の地熱発電所を保有・運用しているほか、八丈島など国内の複数箇所で地熱発電事業の開発を推進している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

オリックス リリース
https://www.orix.co.jp/

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