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省エネで冷蔵庫の買い換え初期費用ゼロ

  • 2017年3月1日
  • エネクトニュース
「電気代そのまま払い」を静岡県で実装
科学技術振興機構(以下「JST」)は2月22日、東京大学ならびに静岡ガス株式会社と共同で、「電気代そのまま払い」の実装について発表した。

東京大学の提案する「電気代そのまま払い」は、省エネタイプの冷蔵庫などを家庭で購入する際、必要な初期費用を金融機関などが立て替え、家庭で節約した電気代を返済に回していく構想だ。

JSTの低炭素社会戦略センターと東大が収集したデータを基にして静岡ガスが協力、静岡県三島市を中心に実装の結果、約7年で購入費が完済できる見込みとなった。

買い換えのハードルを除き、省エネ促進
実装は2015年4月に開始され、実際に冷蔵庫を買い換えた家庭では、電気代で毎月1500円以上の節電効果も見られるなどの省エネ効果があった。今後もデータの検証を続けるとともに、利用者の声を参考にして枠組みの改善に取り組んでいく。

「電気代そのまま払い」は省エネ機器の買い換えに伴う初期費用のハードルを除き、家庭での省エネを促進していくことがポイントだ。今回の実装はこの提案を普及させる第一歩で、これからも複数の自治体で普及活動を行い、冷蔵庫以外の家電も視野に、全国的な普及を目指す方針だとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

科学技術振興機構 リリース
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170222/index.html

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