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NEDO、高効率熱電ハイブリッド太陽電池モジュールの実証試験開始

  • 2016年11月30日
  • エネクトニュース
静岡県掛川市の大東温泉シートピアで試験
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、NEDOプロジェクトにおいて日清紡メカトロニクス株式会社が開発した高効率熱電ハイブリッド太陽電池モジュールを、静岡県掛川市の大東温泉シートピアにて実証試験を開始したことを発表した。

モジュール140枚の試験システムを設置
NEDOでは、太陽光発電の大量導入実現に向けて「太陽光発電多用途化実証プロジェクト」を推進し、太陽熱利用の温水を製造と発電を同時に行う太陽光発電システム開発に取り組んできた。

今回実証試験が行われている高効率熱電ハイブリッド太陽電池モジュールは、このプロジェクトの中で開発されたもので、発電効率が15.5%、集熱効率は62.5%の性能を実現している。

実証試験は静岡県掛川市の協力を得て実施されており、概要としては、大東温泉シートピアにモジュール140枚を組み込んだハイブリッドモジュール試験システムを設置し、発電効率、集熱効率および信頼性の検証が行われるとのことだ。

試験は2017年2月まで行われる予定で、今回の試験で高効率熱電ハイブリッド太陽電池モジュールの製造コスト低減や信頼性の向上などに取り組み、早期の実用化を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NEDO プレスリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100676.html

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