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太陽光発電システムの長期安定稼働をサポートする検査装置、販売予定

  • 2016年9月5日
  • エネクトニュース
2016年9月1日プレスリリースで公表
オムロン株式会社は、新栄電子計測器株式会社とそれぞれの強みを融合させ国内において初めてPV用直流安全検査装置「DC Fault Tester」を開発し、2016年12月より発売することを公表した。

背景
2012年より再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まり、2016年6月には、点検及び保守体制が義務化され、発電量の維持も義務づけられた。

今後も安全性法令遵守が定められることは必至であり、システムにおける長期安定稼働や安全性はますます重要視されていくと推測できる。

それに伴い、点検及び保守業務の効率化を図り、コストを削減し、また、火災・感電等で予測できるリスクを最小限に抑える必要がある。同製品は、それを可能にする。

DC Fault Tester
まず、新栄電子計測器株式会社は、国内において初めて、太陽光発電における点検・保守市場で利用されている計測器の4つの機能を1つにまとめた「DC Fault Tester」を開発した。

これにより、作業者の作業効率が向上し、安全性を確保することができるだけではなく、火災リスクも最小限に抑えることで、太陽光発電システムの安定稼働が行えるようになるという。

また、「DC Fault Tester」には、オムロンが開発し、太陽光等の直流電流において故障位置を特定することができるセンシング技術「Active Inspection Sensing Technology」を搭載している。

従来のように太陽光パネルを1枚ずつ計測する手間をかけなくても故障部分を特定することができるのだ。また、太陽光パネルの故障の特徴に合わせることができるセンシング技術のために、計測器の小型及びローコスト化を図ることができた。

つまり、「DC Fault Tester」とは、太陽光発電システムにおける点検及び保守業務を行うに当たってかかる作業効率を、軽減・改善させ、ライフサイクルコストを削減し、長期安定稼働をサポートしてくれるものである。販売目標は、3年間の累計で5,000台を目指す。

同製品は、2016年9月7日(水)~9日(金)にインテックス大阪にて開催される「太陽光発電システム施工展」の新栄電子・オムロンブースにおいて展示予定だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

オムロン株式会社
http://www.omron.co.jp/

新栄電子計測器株式会社
http://www.shin-ei.ne.jp/

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