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蓄電池を活用した「高度制御型ディマンドリスポンス実証事業」開始

  • 2016年8月12日
  • エネクトニュース
2016年8月8日より実証事業開始
株式会社NTTファシリティーズは、経済産業省資源エネルギー庁の補助事業「バーチャルパワープラント構築実証事業(高度制御型ディマンドリスポンス実証事業)」の間接補助事業者として2016年8月8日より実証事業を開始したことを発表した。

蓄電池によるピークカットを図る
NTTファシリティーズは、2016年6月28日(火)に「高度制御型ディマンドリスポンス実証事業」の間接事業者として採択され、埼玉県東松山市の公共施設などに設置された蓄電池を使用し、精度の高いネガワット取引の実現を目指す。

ディマンドリスポンス(以下、DR)とは
電力の供給状況に応じてスマートに電力需要(消費パターン)を変化させる取組み(NTTファシリティーズ プレスリリースより)
で、今回の実証事業では蓄電池を使用して行う。

事業の特徴としては、事業の要件となっている「需要削減量がDR削減要請量に対し上下10%の範囲から外れないこと」を満たすためのアルゴリズムを導入している。

内容としては、DR開始までに各施設の蓄電池残量を計測するとともに、DR時間中の電力需要を予測することで需要削減を行い、削減実績が上下10%の範囲に収まらない場合に、蓄電池の放電量見直しを行うものとなっている。

NTTファシリティーズでは、今回の実証事業で得られるノウハウなどを生かして、今後、消費者の再エネ発電や蓄電池などエネルギーリソースをIoTでつないで、ネガワット取引や遠隔監視を行い、消費者にメリットを還元するとともに低環境負荷な社会実現に貢献していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NTTファシリティーズ プレスリリース
http://www.ntt-f.co.jp/news/2016/160808.html

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