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京セラのグループ会社、メキシコにおいて環境賞を受賞

  • 2016年8月11日
  • エネクトニュース
「Excelencia Ambiental(エクセレンシアアンビエンタル)2016」を受賞
京セラ株式会社は、グループ会社であるKYOCERA Mexicana, S.A. de C.V.がメキシコにおける環境保護連邦建設庁より「Excelencia Ambiental(エクセレンシアアンビエンタル)2016」を受賞したことを2016年8月4日に公表した。

京セラグループで受賞されるのは、初めてだ。
KYOCERA Mexicana, S.A. de C.V.
KYOCERA Mexicana, S.A. de C.V.は、1987年にメキシコのバハ・カリフォルニア州ティファナ市に設立した京セラ株式会社のグループ会社であり、主に通信基地局用のセラミックパッケージ等を製造している。

2004年より生産を始めた太陽電池モジュールは、世界有数の認証機関であるDNV GL社が行っている信頼性調査「PVモジュール信頼性スコアカード2016」で「トップ・パフォーマー」に認定されている程、環境に対して配慮をし、尚且つ品質にこだわった物づくりを行っている。

受賞した賞は、環境活動を積極的に行っている企業に授与されるという、メキシコにおいて最高位の環境賞である。
評価された取り組み
同社では、環境負荷の低減を図るために、毎月、審査委員会が社員による環境活動を評価している。今回評価された取り組みは、4点挙げられる。

まず、「省エネルギー対策」だ。太陽光発電システムや高効率設備の設置をすると共に、LEDや人感センサーを導入した照明設備を採用することによって、工場の省エネ化を実現した。

次に「分別の徹底による資源の有効利用」として、廃棄容器のラベルを見分けやすい色に統一し、写真を用いて内容を表示することによって、分別の徹底を図った。それによって産業廃棄物と一般廃棄物の削減に成功し、また、資源の有効利用を推進している。

「排水リサイクルの推進」を図るために、流量調整弁を導入した結果、製造工程で使用する水量を稼働状況に応じて細かく制御できるようになった。また、濾過装置を改善することにより、より多くの排水を再利用できるようにもした。

4点目は「社員による環境保全活動及び地域貢献活動」である。ペーパーレスを推進する活動を行ったり、植林活動を行ったりしてきた。更に1996年以降、中高生を対象としたティファナ市主催の環境啓発イベントに参加し、同社の活動を紹介することで環境の大切さを学生に理解してもらおうと努めてきた。

このように工場が一丸となって環境問題に取り組んできた姿勢が総合的に評価され、受賞に至ったという。受賞式典は、6月下旬にヌエボ・レオン州アボダカ市において開催され、メキシコの環境天然資源大臣等政府関係者も出席する中、同社を含む19社が受賞された。

京セラ株式会社
京セラ株式会社では、グループ全体で環境活動に取り組むために、「京セラグループグローバル環境方針」を制定し、温室効果ガス、エネルギー、水、産業廃棄物の4項目について目標を定めている。

その取り組みをしている結果、今回のメキシコにおける受賞以外にも、日本においては「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を6年連続で受賞し、米国カリフォルニア州サンディエゴ市においては「リサイクル賞」を15年連続で受賞している。

今後も、これまで同様に環境に配慮した製品を提供するだけではなく、地域社会における発展と地球環境の保護に貢献するために積極的に活動をしていくという。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

京セラ株式会社
http://www.kyocera.co.jp/

KYOCERA Mexicana, S.A. de C.V.
http://www.kyoceradocumentsolutions.com.mx/


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