たつの市の「播磨太陽光発電所」が売電事業を開始
NECフィールディングは10月11日、兵庫県たつの市に建設した太陽光発電所「播磨太陽光発電所」が、この10月1日から売電事業を開始したと発表した。
同発電所は、兵庫県たつの市新宮町播磨科学公園都市内の敷地面積約40,000m2(12,000坪)に、パワーコンディショナー2式と太陽光パネル8,000枚を用いて、発電設備出力1,990kW(パネル容量2,560kW)の発電を行うものとなる。
また、同所での年間予想発電量は2,720MWhとなり、この電力量は一般家庭約550世帯分の年間消費電力量に相当するとともに、CO2削減量は年間1,349t-CO2になるという。
なお、同発電所の特長として、自社にてO&Mサービスと24時間365日の障害監視を行うほか、自社設備を利用したO&Mサービスの新技術評価や検査技術等の蓄積を行い、サービス品質の向上を図ることとしている。
売電開始で再生可能エネルギー事業の発展に貢献
同社はこれまで、エネルギー使用状況の把握から、太陽光発電量の予測、最適なシステム設計と施工のほか、全国約400ヵ所のサービス拠点網を活用した均質な運用・保守までのワンストップサービスを提供している。
また同社は、2015年からスマートエネルギー事業強化に取り組んでいて、ITプラットフォームのサポートで培ったノウハウを基に、太陽光発電の設計、調達、施工を含む建設工事とO&Mサービスを提供してきている。
さらに、今回の売電事業開始により、再生可能エネルギー事業の発展に貢献していくとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
NECフィールディング プレスリリース
http://www.fielding.co.jp/news/htm/20171011.html(参考)太陽光発電システム/蓄電システムサービス
https://solution.fielding.co.jp/service/