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新FIT制度での新規認定審査に遅れ、3か月程度要する:資源エネ庁

  • 2017年6月24日
  • エネクトニュース
新FIT制度での認定審査に遅れ
資源エネルギー庁は6月19日、再生可能エネルギーの新たな固定価格買取制度(FIT)における新規認定について、審査が遅れていることを明らかにした。

2012年に固定価格買取制度(FIT)が開始されて以降、再生可能エネルギーの導入量は約2.5倍に増加。しかし、太陽光発電に偏った導入がなされたり、FITで認定されたものの未稼働の案件が山積したりと、課題が顕在化した。

2017年4月に施行された改正FIT法では、未稼働案件を防ぎ、適切な事業実施が確保されるよう、新認定制度が創設された。

審査時間の長期化や申請不備率の増加が原因
同庁では、新制度での新規認定申請を3月21日から受付開始し、申請が到達してから認定を行うまでの標準処理期間は1~2か月としていた。

ところが、申請項目や必要書類が増加したこと、電子申請システムを刷新したことによる1件当たりの審査時間の長期化、申請不備率の大幅な上昇などが原因となり、審査に遅れが生じる事態となった。現在、不備のないもので3か月程度の時間を要しているという。

同庁は「申請者の皆様にはご迷惑をおかけしておりまして、大変申し訳ありません。」と陳謝。暫定的な審査フローの見直しや体制強化を図り、審査の迅速化を図っていくとし、審査側からの連絡を待つように呼びかけている。

(画像は資源エネルギー庁HPより)


▼外部リンク

資源エネルギー庁 プレスリリース
http://www.enecho.meti.go.jp/

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