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宮城県で新たなバイオマス発電所の建設へ

  • 2017年4月15日
  • エネクトニュース
将来のエネルギーミックスをにらんだ新会社
旅行事業やホテル事業、テーマパーク事業を展開する株式会社エイチ・アイ・エス(以下「H.I.S.」)は4月14日、子会社を通じて新たな発電事業に着手することを決定したと発表した。

現在日本における再生可能エネルギーの比率は約10%だが、経済産業省による2030年の導入水準は24%となっている。同社はこの背景のもとで再生可能エネルギーを利用した発電と電力供給事業の社会的価値と収益性に着目、3月22日に子会社のH.I.S. SUPER 電力株式会社を設立した。

新会社はH.I.S.と傘下のハウステンボス株式会社が株式を所有、バイオマス発電所の建設を開始する。

発電事業開始後は収益増への貢献を期待
新事業では宮城県角田市にパーム油を用いるバイオマス発電所を建設し、固定価格買取制度を利用して電力会社への売電を行うことを計画している。発電所の設備出力は41.1MWで年間発電量は約35万MWhの見込み、売電開始は2019年7月に予定されている。

角田バイオマス発電所(仮称)の用地造成や発電所の基本設計はこれから開始されるが、H.I.S.はこの事業が将来の収益増に貢献することに期待を寄せている。

(画像はH.I.S.公式ホームページより)


▼外部リンク

H.I.S. リリース
http://www.his.co.jp/material/pdf/n_co_20170414.pdf

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