匝瑳(そうさ)市で農作物と太陽光をシェアリング
SBIホールディングス株式会社は4月3日、同社が参画した「匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所」が商用運転を開始し、落成式が執り行われたと発表した。
この発電事業は傘下のSBIエナジー株式会社(以下「SBIエナジー」)や城南信用金庫、市民エネルギーちば合同会社、有限会社en、千葉エコ・エネルギー株式会社の共同事業で、耕作が放棄された農地約3.2haに太陽光発電のパネルを設置、農作物の栽培も再開する。
発電所の最大出力は1メガワットで、年間発電量は約1424MWhの見込み。一般家庭の電力消費量に換算して約288世帯分に相当する。パネルの下では大豆や麦など付加価値の高い農産物の有機栽培を行う予定になっている。売電による収入は営農を支援、地域の環境保全・農業振興などにも還元される。
地域活性化につながるモデルケースとして注目
このプロジェクトは発電を3月27日に開始し、地域の農業振興とエネルギーの地産地消、地域経済の活性化につながっていくモデルケースとして注目されているという。
SBIエナジーはこれからもソーラーシェアリングの普及を推進し、環境に優しいエネルギーづくりと地産地消で地域経済の活性化に貢献していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
SBIホールディングス リリース
http://www.sbigroup.co.jp/news/2017/0403_10630.html