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資源エネルギー庁がLNG市場への取り組みを紹介

  • 2017年12月6日
  • エネクトニュース
東アジアでは今後LNGの需要増加が見込まれる
経済産業省資源エネルギー庁は12月5日、スペシャルコンテンツとして国際的なLNG市場の動向をまとめ、安定的なLNG供給を目指す同省の取り組みを紹介した。

LNGは天然ガスを約マイナス162℃まで冷却して液体にしたもので、日本は世界最大のLNG消費国だ。2000年には世界のLNG輸入国は10カ国だったが、現在では35カ国まで増加し、今後特にアジアを中心に、市場拡大が予想されている。

LNGは大規模な設備投資を必要とする。そのため長期の購買契約が多く硬直した市場だったが、2016年にはアメリカのシェールガスから作られたLNGの輸入が始まり、市場が大きく変化した。

最大のLNG消費国・日本が世界に貢献できること
経済産業省は2017年10月、今年で第6回となる「LNG産消会議」を開催した。世界32カ国・地域から1200人を集めたこの会議では、LNGの産出国と消費国が両者にとって望ましい市場を目指して、市場の課題や今後の方向性を議論する。

今回の会議ではアジア市場の拡大へ向けて、日本が100億ドル規模のファイナンスを用意してLNGの普及に係わる課題解決に取り組むことと、今後5年間各国の人材育成を支援するために研究の機会を提供することを約束した。

(画像は経済産業省公式ホームページより)


▼外部リンク

資源エネルギー庁 リリース
http://www.enecho.meti.go.jp/

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