【GWに読みたいマンガ】“異色のジャンプ作品”からマンガ賞1位の話題作まで 春とヒコーキの2人が推薦する一冊も!

  • 2025年5月1日
  • CREA WEB

 小説家、お笑い芸人、ミュージシャン、マンガ家、テレビプロデューサー、ベテラン書店員など、各界を代表するマンガ好きがCREA読者のために選んでくれた「本当に面白いマンガ」や、編集部が注目するマンガを集めました。GWにじっくり読みたい一冊を探してみてください。(※情報は初出時のものになります)


ジャンプ作品なのに表紙が“花一輪”。担当が「編集部に衝撃が走った」と語る、マンガ『夏の終点』作者の素顔は?


『夏の終点』西尾拓也(集英社)上下巻 710〜773円。初出:2024年10月26日

「少年ジャンプ+」で昨年11月から連載開始し、全16話(単行本上下巻)で完結したマンガ『夏の終点』。いわゆる“ジャンプ”らしくない静謐な画風と繊細なストーリーで読者の心を掴んだ。

 作者の西尾拓也さんは現在22歳。担当編集者同席のもと、創作の原点を聞いた。


「自分にとって新しいバイブルになりそう」春とヒコーキ・ぐんぴぃの心を照らす、異色の主人公が魅力のマンガ


春とヒコーキのお二人。初出:2024年11月15日

 チャンネル登録者数170万人以上を誇る大人気YouTubeチャンネル「バキ童チャンネル」でおなじみ、タイタン所属のお笑いコンビ・春とヒコーキ。

「バキ童」ことぐんぴぃさんと土岡さんは、ネットカルチャーをはじめとしたエンタメに造詣が深く、動画では時おりコンテンツのプレゼン大会が繰り広げられることも。熱を帯びた語り口に夢中になり、動画を観終わる頃には、「こんなに面白いものをなぜ今まで知らなかったんだ!」と今まで全く知らなかったコンテンツを焦りながらポチることに……。

 エンタメのインフルエンサーとしても頭角を現しているお二人を、「バキ童チャンネル」ヘビーウォッチャーのCREA WEB編集部員が直撃しました。


「夜ふかしマンガ大賞2024」第1位! 『じゃあ、あんたが作ってみろよ』谷口菜津子が描く「らしさって何?」


「CREA夜ふかしマンガ大賞2024」第1位に輝いた『じゃあ、あんたが作ってみろよ』谷口菜津子/ぶんか社 初出:2024年9月14日

 読者と選考委員の圧倒的な支持を受け、「CREA夜ふかしマンガ大賞2024」の第1位に輝いた、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(ぶんか社)。

 大学時代から続いた交際も6年目を迎えようとしている社会人カップルの勝男と鮎美。同棲生活にも慣れ、そろそろ次の段階へ……と考えていた勝男でしたが、なんと鮎美にプロポーズをスパッと断られてしまいます。

「男らしさ」「女らしさ」という言葉さえとっくにアウトな現代でも、それにこだわる人は絶滅していないのが現状。慣れないながらに作る料理を通して、ザ・昭和男が今までの「あたりまえ」を見つめなおす――そんな、現代的なテーマの物語を明るく描いた本作について、谷口菜津子先生にお話を伺いました。今回はインタビュー前篇です。

いま読みたい「食」マンガ19選 小説家、書店員、お笑い芸人など各界のマンガ好き推薦!「真夜中にお腹が鳴る」


『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』松本あやか/ぶんか社 初出:2024年9月6日

 食べることは生きること! 料理を通して成長したり、美味しいごはんで幸せになったり。読めばお腹が鳴ること間違いなしの「グルメマンガ」を各界のマンガ好きのみなさんが厳選。名作から新作まで、いま読むべき19作品をご紹介します。


思わず青田買い!【マンガ好きが大注目する新人作家22人】単行本化されていない名作も続々!


『君がまた描きだす線』加藤羽入/祥伝社 初出:2024年9月28日

 いま一番フレッシュで心を揺さぶるおもしろいマンガは? 新作を日々ウォッチしている「CREA夜ふかしマンガ大賞」選考委員の皆さんが自信を持っておすすめする新人漫画家と新作マンガを集めました。


いま読みたい「動物」マンガ18選 犬猫から“謎の生物”まで、疲れた心を満たしてくれる「いきもの」が集合!


『老犬とつづ井』つづ井/文藝春秋 初出:2024年9月6日

 大人気のエッセイマンガから、ファンタジーまで。かわいいだけじゃない、時にはわたしたちに力強く生きる勇気を与えてくれる“いきもの”大集合!

 小説家、お笑い芸人、書店員など各界のマンガ好きのみなさんが厳選。名作から新作まで、いま読むべき動物マンガ18作品は?

『家が好きな人』井田千秋さんが語る 理想のおうち作り「物件の間取り図ってワクワクして…」


『家が好きな人』より。初出:2023年5月26日

 2023年2月に発売されたコミック&イラスト集『家が好きな人』は、5人のキャラクターの生活を切り取った短編集です。約2カ月で重版7刷、電子書籍と合わせて累計発行部数10万部のベストセラーとなりました。読者からは「自分の好きな時間を楽しんでいいと後押しされた」と癒やされる人が続出しています。同書の誕生秘話を、著者の井田千秋さんにお聞きしました。


“猫とおじさん”は、何故バズる? 「中年の内なる弱さを猫が引き出す」SNSを席巻する大人気マンガの発明


社長の「夢」、どんな内容だったんでしょうか……!? 『ねこおじ』ファンも知らない「ねこに転生した社長」の姿はCREA夏号に掲載! ©やじま 初出:2024年6月8日

 数ある猫マンガのなかで、最近気になるのが「猫」と「おじさん」の組み合わせだ。一般的に愛されやすい猫と、愛されにくいおじさん。その相反する存在のケミストリーが、世知辛い現実を生きる私たちの心を癒してくれる。


「親ガチャ」に「弱者男性」…はびこるネットスラングに違和感。漫画家・新田 章が『若草同盟』で描きたかったこと


『若草同盟 1』(マガジンハウス刊)880円。初出:2025年2月5日

 『あそびあい』では良いと思ったら誰とでもカラダの関係を持つ奔放な女性を、ドラマ化された『恋のツキ』では同棲中の恋人と年下の異性との間で揺れるアラサー女性を描き、話題を集めた新田 章さん。

 最新作『若草同盟』で描かれているのは、東京で暮らす30代のカップル、カイロとムーさんの“山あり谷あり”の同棲生活。それぞれ生きづらさを抱えながらも、自分らしく、前に進もうともがく姿に心を揺さぶられます。インタビュー前篇では、『若草同盟』が誕生した経緯、伝えたかったメッセージについて聞きました。

文=CREA編集部

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